【2017年4月】青森・岩手Ⅱ(下北半島後半)
海峡ライン
大間から次の目的地までは、下北半島のまさかり部分の刃の部分を海岸線に沿って進んでいきます。
この海岸線の道路を海峡ラインと言います。
海沿いドライブを楽しんでいたところ、謎の鳥居を見つけたので、寄ってみることにしました。
この左手も中々の眺めでした。
鳥居をくぐって、進んでいきます。
進んでいっても、祠や社がある気配が全くなさそうな感じですよね。
進んだ先は海でした。祠も社もありませんでした。
一体、なんで鳥居がたてられているのかよく分かりませんが、そこそこ面白かったので、満足して引き返し、目的地に進みました。
仏 が 浦
長い間、海蝕を受けて形成された巨岩が2km以上にもわたって連なっています。90mを超える岩もあるため、巨岩というよりむしろ断崖じゃないかという感じもあります。
駐車場に車を停めて、この階段を降りると、仏が浦の遊歩道に出ます。
期待を超えることはありませんでしたが、まぁ、巨岩でした。
ただ、長年の海蝕でこんな奇岩ができるという想像が全くできません。
巨岩群は随分と先まで続いています。
とりあえず、散歩を続けます。
単なる巨岩かと思いきや、先端部分はかなり鋭角に尖っています。
こういうのを見ると、海蝕感もあるなぁと思います。
この海のうねりは、海蝕の一端を感じます。
土曜日なのに、人はほとんどいませんでした。一組だけ観光客が他にいましたが、外国人でした。
こんなとこにもインバウンドの波が・・・・・・と慄きました。
こんなのは、もはや断崖です。
少し遊歩道から外れてみます。
海蝕でこんなになるということは、満潮時はここらへんにも浸水してくるのでしょうか。
そうはいっても、さすがにこの巨岩が完全に海に浸ることはないでしょうし、昔は水位がもっと高かったのかもしれません。
岩石の圧迫感が凄いです。
さて、戻ります。
大湊線
レンタカーを返却して、岩手に行きます。
本州最北端の下北駅です。
哀愁漂うホームです。ものすごく良い雰囲気を醸しています。
何気にずっと奥に海も見えています。
ここから南下していくことになります。
大湊線は、まさかりの柄の部分の左側ギリギリを走っているので、西側の海岸線沿いを走っています。
そして、この日はずっとドン曇りだったのに、急に晴れてきました。
車窓からの夕日は半端なかったです。
もはや、芸術です。