都道府県制覇と国内旅行絶景記

2013年に、47都道府県制覇したいなぁ~と思い、2015年頃から少しやる気を出し、国内の絶景を集めつつ、2018年に達成した者の国内旅行ブログです。

【2016年9月】福岡・熊本・鹿児島・宮崎・大分Ⅲ(長崎鼻・指宿)

フェリー狂騒曲

 

3日目は、まずは下田温泉から牛深港まで行き、そこから長島の蔵之元港までフェリーで行き、長島から薩摩半島最南端の長崎鼻まで車で行きます。

 

下田温泉牛深港も天草の下島にあり、地図上は大した距離がないように見えたので、車を使えば大した時間はかからないと思いました。出航の1時間前に出れば、30分くらい前には着いて、余裕で手続きができるという算段で、7時に宿を出ました。

 

しかし、カーナビで牛深港までセットしたところ、所要時間が余裕で1時間を超えていました。カーナビの到着予定時間はかなり遅く出ることは分かっていますが、それを差し引いても出航時間ちょうどに着くのが限界かもしれません。

 

出航時間ちょうどでは基本的に船に乗れません。3日目はかなりの強行軍なので、8時のフェリーに乗れないと色々とピンチです。とりあえず、事故らない程度に急ぎますよね。

 

40kmちょっとの道のりを進むにつれて、どんどんと予定時刻は早くなっていきましたが、牛深港に着いたのは8時数分前でした。フェリーはまだ出ていませんでしたが、おじさんがフェリーの入口に縄を張っているところでした。

 

「あ、詰んだ」と思いましたが、おじさんが早くこっちに来いというようなジェスチャーをし、縄を解いてくれました。

 

これ幸いと、なんとかフェリーに乗り込めました。本当にギリギリセーフでした。

 

いざ、出航です。

 

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前日と打って変わって、快晴です。牛深ハイヤ大橋も綺麗です。

 

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何かを養殖しているのでしょうか。

 

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多島美も素晴らしいです。

 

下田温泉を出発したときは冷や汗ものでしたが、予定通りなんとかフェリーに乗り、8時40分には長島の蔵之元港に到着しました。

 

鹿児島西海岸ドライブ

 

蔵之元港からしばらくは山間部を走っていましたが、少しすると、一気に視界が開けて海が広がりました。

 

長島では基本的に右手に海が見えました。時には前方にも海が広がることもあり、快晴と相まって本当に絶景でした。

 

運転をしていたので、写真を撮れなかったのが本当に残念です。

 

30分程長島ドライブを楽しみ、黒之瀬大橋を渡ると九州本土に再上陸です。

 

九州本土に入っても、基本的に九州の西海岸沿いを走っていきます。めちゃめちゃ楽しいです。ここらへんは、肥薩オレンジ鉄道に乗っても楽しめます。

 

そして、南さつま市枕崎市に入り、指宿枕崎線に沿って長崎鼻に向かいます。

 

その途中、とても見晴らしの良い茶畑がありました。走っている道は細く、後続車も対向車も来そうになかったので、車を停めて写真を撮りました。

 

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開聞岳のシルエットが美しいです。

 

長 崎 鼻

 

枕崎線に沿って走っていると、どんどんと開聞岳が大きくなっていきます。薩摩富士と言われるだけあって、そのフォルムは本当に美しいです。

 

開聞岳の正面まで来ると、それを右手に見るように迂回で進んでいくと、長崎鼻に到着です。

 

朝7時に下田温泉を出発して、長崎鼻に着いたのは12時でした。結構な長旅です。

 

ですが、やっと着きました。

 

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とても見晴らしが良かったです。快晴なので、インパクト抜群でした。

 

灯台に向かいます。

 

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観光客が若干邪魔ですが、風光明媚で綺麗な場所です。

 

右手には開聞岳が聳えていました。

 

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笠雲が邪魔ですが、雨男にしては天気に恵まれたと言ってもいいでしょう。

 

指 宿 温 泉

 

長崎鼻から車で20分程度で指宿まで行けます。

 

これはもう指宿温泉に行くしかありません。

 

指宿温泉は指宿周辺の温泉の総称です。特に、摺ヶ浜温泉の砂蒸し風呂が有名です。砂蒸し風呂は世界唯一の天然砂蒸し温泉らしいです。

 

砂蒸しの温泉です。

 

指宿周辺の色々な施設で砂蒸し温泉が楽しめると思いますが、今回行ったのは、「砂蒸し会館 砂楽」です。まぁ、検索すると真っ先に出てきますし、実際行ってみて期待も裏切らなかったので、入りました。

 

入浴料としては1000円+タオル貸出料なので、決してリーズナブルではないですが、色々と充実しているので、費用対効果として悪くはないです。良くもないですけど。

 

まずは受付を済まして、浴衣を借りました。蒸し風呂には浴衣を着て、その上から砂がかけられます。

 

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砂楽は結構大きな施設なので、砂蒸し風呂の面積もかなり大きいです。

 

係員に誘導してもらい、砂をかけてもらいました。

 

数分もすると、体がポカポカしてきて、じんわりと暖かくなってきました。10分もすると、体の表層部分は温泉に入っているほどの熱さは感じないまでも、内部は温泉に入っているような感じになりました。

 

あまり長湯をしてはならないと言われていたので、15分程度で砂から出ました。

 

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砂には温泉の成分が入っているらしく、温泉に入ったのと同様の効果があるようです。実際にそんな感じがして、いい気持ちでした。

 

欲を言えば、波打ち際の砂蒸し風呂が良かったのですが、気候が良くて干潮時の砂の状態が良い日でないとダメなようです。

 

砂蒸し風呂を楽しんだ後は、普通の指宿温泉にもつかり、いい気分になりました。