【2017年4月】福島Ⅲ(会津)
鶴 ヶ 城
レンタカーを返して、鶴ヶ城に行きました。
まずはお濠の桜がお出迎えしてくれました。
城内の桜も満開でした。春爛漫です。
天守閣が見えてきました。
夕日も射しています。神々しいです。
天守閣と桜ほど、日本の春を感じさせる景色はないです。
天守閣が滅茶苦茶綺麗ですね。
この天守閣は2011年3月にリニューアルされたものです。
元々は江戸時代になる直前に蒲生氏郷が天守閣を造り、その後、江戸初期に加藤嘉明が現在の姿に改修しました。江戸前後の会津は為政者がコロコロしているんですよね。
まぁ、この頃の天守閣は会津戦争で薩長にボロッボロにされちゃうんですけどね。とは言うものの、薩長に攻め込まれながらも、落城せずにボロボロになりながらも耐え抜いたのは蒲生氏郷と加藤嘉明の功績と言っていいでしょう。
その後、鶴ヶ城は明治になって廃城になりますが、戦後に天守閣の外観が復旧されます。そして、2011年にリニューアルされました。
端的に言うと、江戸以降に紆余曲折を辿った歴史あるお城ということです。
良きお城でした。
馬 刺 し
会津と言えば、熊本と同様、馬肉を食べる数少ない地域です。
会津戦争で負傷した人々は藩校の日倫館に運ばれていましたが、そこで負傷していた人々を診ていた幕府の医者が馬肉を食べさせたのが始まりとされています。
もっとも、この時は生肉を食べる文化までは発達しなかったそうです。生肉を食べるようになったのは、昭和の中頃に力道山が生で食べたのが始まりとのことです。
そんな詳しい由来は露知らず、友達が会津に来たからには馬肉を食べると言ったので、馬刺しを食べに行きました。
美味しかったです。
会津若松駅
翌朝は、会津若松駅からスタートです。
会津若松駅には、白虎隊の銅像と「あいづっこ宣言」がありました。
白虎隊は言うに及ばず、会津戦争で城の方向に煙が上がっているのを飯盛山から見て、「やべぇ、落城しちまった」勘違いして、自刃したことで有名ですよね。
勘違いされやすいですが、白虎隊が全滅したわけではなく、自刃したのは白虎隊の中の2番隊の中でも更にその半数くらいなんですよね。
まぁ、数が少ないから良いという問題でもないですけどね。
会津に来たからには飯盛山も行っておきたいところですが、それよりも行きたいところがあったので、今回はスルーします。
なので、会津若松駅は本日のスタート地点であり、今回の会津の終着点になりました。