【2016年4月】広島〈江田島〉
きっかけ
同期の数名と1か月後に割と大規模なサイクリングをすることになっていました。
そこで、参加者のうちの3人で練習として江田島サイクリングをしようということになりました。
江田島とは
江田島は、広島市の南にあるY字の島です。船で数十分でいけます。また、呉からも非常に近く、江田島のY字の下の部分で呉市と橋で繋がっています。江田島から少し西に目を向けると、厳島神社で有名な宮島もあります。
戦前は、「軍都」広島市と四大鎮守府の一つであった呉市に挟まれた立地のため、海軍の拠点となっていました。特に、戦前のスーパーエリートが集う海軍兵学校があったことで有名です。
このような名残から、今も海上自衛隊の施設が数多くあり、海上自衛隊の幹部候補生の学校があったりします。
牡蠣の養殖でも非常に有名です。
そんな大きな島ではないにもかかわらず、港はかなりの数あります。
呉駅から南西に走り、橋を渡って江田島に入り、Y字の下の方には行かずに北西へとひたすらに登って三高港を通り、海岸に沿って切串港まで行く70kmのルートはかきしま海道と呼ばれており、サイクリングロードとなっています。
まぁ、今回は練習なので70kmなんてやってられません。切串港から三高港までの20kmちょっとの道のりをサイクリングしました。
旧海軍兵学校とかにも興味があったのですが、かきしま海道沿いにはありませんでしたし、ちょっと時間もなかったので、今回はパスすることにしました。
けっきょく行かずに広島生活は幕を閉じたんですけどね。
いざサイクリングへ
出発地点は広島市民御用達の宇品港からです。
船のチケットを購入し、待っていると、船がやってきました。
一人が、今後の趣味をサイクリングにするとのことで、給料1か月分程度のロードバイクを購入して持参してきました。その人は自転車と一緒に乗船しました。
4月の終わりという穏やかな気候、快晴の中で乗る船は非常に気持ちが良かったです。
切串港には思った以上に早く着きました。来た航路を振り返ると、まだ広島市街地はちょっと遠くに見えました。
切串港を出ると、土産物屋っぽいところで自転車を借りる手続きをし、桟橋にある自転車を借りました。
いざ、出発です!!
サイクリングロードは、分かりやすいように白線に並んで青線が引かれています。
ただ、たまにトラップのように青線が消えている場所もあるので、注意が必要でした。
切串港から三高港までのサイクリングロードは基本的に沿岸沿いを通るので、かなり景色が素晴らしいです。
特にコメントをしていく必要はないので、写真を連投します。
4月の瀬戸内海の綺麗さは半端ではありません。
牡蠣の養殖いかだも見えます。
いかだとは別の養殖の施設もありました。
そこまで疲れを感じることもなく、20km強を楽しんで三高港に到着しました。
思った以上に早く着いたので、三高港での待機時間はかなり長かったです。
ただ、4月の瀬戸内海はべらぼうに綺麗なので、海を眺め、写真を撮り、ボーっとするだけで楽しめます。
待っていると、船はやってきました。
宇品港へ帰ります。非常に楽しめましたし、サイクリングの練習にもなりましたし、一石二鳥の観光でした。
以上、まったくもって江田島の観光案内にはならないブログでした。