都道府県制覇と国内旅行絶景記

2013年に、47都道府県制覇したいなぁ~と思い、2015年頃から少しやる気を出し、国内の絶景を集めつつ、2018年に達成した者の国内旅行ブログです。

【2016年5月】広島〈世界遺産〉

きっかけ

 

ゴールデンウィークを利用して、大学院時代の友人であるM氏とY氏が広島に遊びに来てくれました。

 

まぁ、Y氏は実家が広島市内にあるため、Y氏と一緒にM氏を広島案内するといった感じです。

 

厳島神社

厳島神社とは

 

厳島神社のある宮島は、日本三景の一つに数えられています。

 

観光名所が多い広島の中でも特に有名な観光地の一つです。世界遺産にもなっているため、外国人も多いです。

 

神社の言い伝えでは、推古天皇の時代に社殿を創建したとされていますが、文献の初出は平安時代です。

 

特に、平家が熱心に祀っていたので、歴史的には平清盛さんとセットで出てくることが多いです。

 

満潮時の、本殿や鳥居が海に浮かんでいるように見える姿が人々の心を掴んで放しません。このような本殿や鳥居を造ったのが平清盛さんです。

 

個人的には大学時代に1度行っていますし、広島に飛ばされてからも複数回行っているため、厳島神社の記事をどこで書くか悩んだのですが、このGWのが一番晴れていて綺麗だったので、今回書くことにしました。ただ、何回も行っているため、道中の写真があまりないという残念な感じではあります。

 

花火大会もとても有名ですが、それはまたいずれ書くことにします。

 

いざ厳島神社

 

厳島神社は、まず広島駅からJRで宮島口駅まで行くのが一番楽だと思います。

 

ただ、そこで宮島に着くわけではなく、ここからフェリーに乗ります。JRと大松汽船の二種類のフェリーがありますが、値段も同じですし、どちらでも大差はないように思います。ただ、JRの方が看板が大きいですし、なんとなく進むとJRのフェリーに乗ることになると思います。

 

フェリーから降りても、まだ厳島神社は遠いです。

 

ちょっと進むと、土産物屋や食べ物屋、旅館等が並んでいます。

 

ちなみに、野生の鹿が多いです。奈良公園に匹敵するくらいの鹿密度だと思います。

 

宮島と言えば、「あなご飯」です。というわけで、我々も食べました。

 

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うなぎよりも柔らかかったです。うなぎはうなぎで好きですが、これはこれで美味しかったです。

 

あなごに満足して、厳島神社に向かいます。そして、とうとう、あの鳥居に着きました。

 

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人がごみのようですね。

 

干潮時なので、普通に鳥居の下まで行けます。

 

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いい感じです。後ろを振り向くと、本殿も見えます。

 

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人が邪魔な感じですよね。まぁ、ゴールデンウィークなので仕方なですけど。

 

浜辺をうろうろした後、浜辺から上がり、本殿に入ることにしました。

 

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人が多すぎやしませんか。

 

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やっと入口です。300円を払って中に入ります。

 

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赤かったです(小並み感)。

 

そして、鳥居から見えた正面の部分に到達です。

 

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この舞台は何するんですかね。巫女さんが踊ったりするんですかね。

 

絵馬を奉納した後は、前日にY氏が奥さんと来たときに奉納した絵馬をひたすらいじって、海岸で遊びました。

 

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宮島には、弥山という山もあり、厳島神社観光と一緒に楽しむ人が多いのですが、この時点ですでに15時だったため、弥山は登らずに、広島市内に戻りました。

 

フェリーで宮島口まで戻った後は、JRには乗らず、路面電車に乗りました。

 

原爆ドーム平和記念公園

 

広島は、世界で一番最初に核兵器が武器として使用された町です。戦前から軍都としての機能を担ってきた反動なのでしょうか。原爆とは切っても切れない町です。

 

その象徴が、原爆ドームです。元々は広島県の色々な物産を展示するための広島県物産陳列館として開かれました。ただ、原爆投下当時は広島県産業奨励館と呼ばれていました。

 

原爆ドームが爆心地と誤解されがちですが、爆心地は原爆ドームから少しずれたところにあります。爆心地の碑は、住宅地にひっそりと立っています。

 

JRの駅からは非常に行きにくい場所にあります。ていうか、広島市内の中心地である中区や南区へのアクセスは広島駅周辺及び新白島駅周辺以外はJRではなく路面電車を使わないとどうしようもありません。

 

そういうわけで、宮島口からは路面電車原爆ドームまで行きました。

 

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この建物は、原爆が爆発した後1秒以内に3階建ての本体部分がほぼ全壊したそうです。しかし、この中央ドーム部分だけは全壊を免れて、枠組みと外壁あたりだけが残りました。


原爆によって町が吹き飛んだにもかかわらず、爆心地に近いドーム部分が全壊しなかった理由は、

①衝撃波をほぼ直上から受けたこと
②窓が多かったため、爆風が窓から吹き抜けたこと
③ドーム部分の屋根の構成材が銅板であったこと

が考えられるそうです。

 

ちなみに、このようなボロボロの状態で70年以上もその姿を維持するのは非常に厳しいらしく、倒壊しないように保護工事がされているため、初めて見ると少し興ざめします。

 

また、写真に黒い柵が写っていることからも分かるとおり、一般人は原爆ドームに入ったり近づいたりすることはできません。

 

原爆ドームは川沿いにあるのですが、この川を渡ると、平和記念公園に行けます。

 

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まぁ、特筆すべき特徴はない建物ですね。

 

ただ、内部には精巧に造られた被爆者の人形などがあり、そこらへんのお化け屋敷なんかよりも全然怖いです。

 

亡くなった方が身に付けていた物もご遺族が提供してくださり、展示されています。

 

衝撃的ですし、軽く鬱になって出ることになります。

 

M氏から中に入ることをおススメできるか聞かれたので、Y氏と一緒に「いや、おススメはできない」と答えたところ、時間も時間だしということで、中には入りらず、外を見て回って終わりました。

 

平和記念公園にはモニュメントもあり、そこから原爆ドームをのぞむこともできます。

 

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石碑には「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」と書かれています。

 

ちなみに、ここは平和「記」念公園ですが、沖縄は平和「祈」念公園なので、間違えないようにしましょう。