都道府県制覇と国内旅行絶景記

2013年に、47都道府県制覇したいなぁ~と思い、2015年頃から少しやる気を出し、国内の絶景を集めつつ、2018年に達成した者の国内旅行ブログです。

【2016年6月、7月】広島・愛媛〈しまなみ海道〉

しまなみ海道とは

 

しまなみ海道は、広島の尾道を起点にし、向島因島生口島大三島伯方島、大島という瀬戸内海の小島を経て、愛媛県今治まで繫がる道路です。

 

瀬戸内海の島々にはそれぞれ橋が架けられています。

 

正式名称は、西瀬戸自動車道といいますが、自動車で通ってもあまり面白みはありません。

 

しまなみ海道といえば、やはりサイクリングです。サイクリング用の道路の全長は約70kmであり、それなりの距離もあります。

 

自転車の場合、島から島へと架かる橋を渡るときは眼下には瀬戸内海が広がっており、とても気持ちが良いです。

 

「世界で最も素晴らしい自転車道の一つ」として紹介されたこともあります「サイクリストの聖地」とも言われ、サイクリング用の道やその他設備も整っているため、世界でも有数のサイクリングロードとされています。

 

しまなみ海道

 

きっかけ

 

同期の内の何人かで自転車で渡ろうという話になりました。

 

更にその内の数名で練習として江田島サイクリングとかやりましたが、本番はこれです。

 

当初は、4月に行こうという話になりましたが、中々みんなの都合が合わず、6月に行くことになりました。

 

本格的に行ってみようということで、GIANTという自転車メーカーが直営している自転車屋さんで自転車をレンタルしました。

 

 

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いざ、しまなみ海道

 

尾道から向島までは、フェリーで行きます。

 

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世界有数のサイクリングロードというだけあって、外人も乗船していました。ちなみに、尾道から向島までのフェリーは日本一短い航路であり、5分くらいで向島まで着きます。

 

写真は、おばあちゃんがコミュ力を発揮して外人に話しかけているわけではなく、乗車賃を徴収している様子をおさめたものです。

 

向島は、北東から南西へ楕円形をしていますが、しまなみ海道も北東から南西へ向島の中心を通っているので、短くはないですが、最初の島ということもあり、全てが新鮮ですぐに終わるような気がします。

 

島の終わりが近づいてくると、橋に向かって、自転車のために舗装された上り坂を登っていきます。

 

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因島大橋が見えてきました!

 

頑張って登っていき、因島大橋に到着です。

 

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橋の上側が自動車用の道路であり、下側が自転車用の道路です。なので、我々は下の道を通ります。

 

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さらば、向島。また会う日まで。

 

続いて、因島です。

 

因島は戦国時代に村上水軍の本拠地でした。また、江戸時代にはとっても囲碁が強かった本因坊秀策を輩出しています。小さな島ですが、ここ出身の有名人は結構多いです。メジャーどころだと、ポルノグラフティの2人や、女優の東ちずるさん、芸人の村上ショージさん、小説家の湊かなえさんとかですね。

 

柑橘類の栽培とかでも有名な島です。

 

北から南へ楕円形をしていますが、しまなみ海道は島の北東部から入り、北部へ沿岸部をまわってちょうど西側に抜けていく感じになります。

 

しばらく漕いでいると、生口大橋が現れてきました。

 

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因島もそろそろ終わりです。生口大橋に向かって、また上り坂を漕いでいきます。

 

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今回は因島大橋と異なり、橋の上側を走ります。

 

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さらば、生口島

 

眼下には瀬戸内海が広がります。

 

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まぁ、天気が悪すぎるので、微妙ですけどね。

 

実際、ここから雨が降り出したので、生口島大三島は写真どころではありませんでした。

 

生口島といえば、やはりレモンです。レモンの島です。

 

生口島は、向島と似て、北東から南西に楕円形をしています。しまなみ海道は南側を通っていって、南西に抜けていきます。

 

ここまでは広島県です。

 

生口島から大三島に架かる橋は多々羅大橋です。多々羅大橋は県境になりますし、全長が約1500mとかなり長い橋になります。写真を撮りたかったのですが、ここらへんで更に雨足は強くなり、大雨になってきたので、それどころではありませんでした。

 

大三島は、愛媛県最北の島です。しまなみ海道と通る島の中では一番大きな島です。というか、愛媛県の島の中で最大の島ですが、しまなみ海道大三島の南東沿岸部をちょろっと通るだけなので、そこまで距離を走るわけではありません。

 

ただ、大山祇神社という大きな神社や伯方の塩工場等の観光地があったりして、観光しようと思うと途端に走る距離を稼がなければなりません。

 

我々は二日かけてしまなみ海道を渡る予定だったので、当然、大山祇神社伯方の塩工場も観光予定に入れていました。

 

晴れていたら、多少の疲労感をエンジョイしながらこれらの観光地をまわったのでしょうが、大雨の中、これらの観光地をまわるのは、まじで心が折れかけました。

 

でも、それぞれの観光地は意外にも楽しかったので、よしとしましょう。

 

大雨だったり、写真撮影禁止だったりと、写真が残っていないのが悔やまれますが。

 

さて、ぐじょぐじょになりながら観光を終わらせ、大三島の南西にある宿に着きました。

 

元々小学校だったところを改装して宿にしたそうです。

 

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まずは着替えて、校庭の脇に設置されたビニールハウスの中でバーベキューをして初日は終わりました。

 

やはり、大雨がやばかったです。想像を遥かに超えた疲労でした。そして、お尻が痛いです。

 

2日目も雨が降っていました。大雨ではなくなったとは言え、少し厳しいですね。その内やむだろうと願いながら出発します。

 

そういうわけで、2日目もほとんど写真がありません。

 

雨の中、大三島をやりすごし、伯方島に入ります。伯方島伯方の塩の発祥地です。とは言っても、今の生産拠点は大三島です。

 

割と小さな島です。そして、しまなみ海道はそんな小さな島の南西沿岸部をちょろっと通るだけです。多分、しまなみ海道の中では一番短い距離だと思います。

 

大三島の地獄を通り過ぎた身としては、「あれっ、これだけ?」という気分になります。

 

そして、大島大橋を通り、大島に入ります。

 

最後の島ということで、多少元気になりますが、伯方島で一つの島の道は意外にも短いと錯覚してしまった中で思った以上に長いですし、地味に長い上り坂もあるので、フィジカルのみならず、メンタルにもきます。お尻も痛いし。

 

そんな中で頑張って漕ぐと、とうとう最後の来島海峡大橋に着きます。

 

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橋の先は見えません。それもそのはずで、来島海峡大橋は、全長4kmを超える長さの橋です。

 

最後のもうひとふんばりです。

 

まずは上り坂を登り、来島海峡大橋の入口まで行きます。

 

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さぁ、ラストの橋のスタートです。

 

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天気が悪く、思った程絶景ではありませんが、それでも瀬戸内海は良いものでした。

 

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海を楽しみながら、ひたすら漕ぎました。

 

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一緒に行った同期の内、2名が前方を走っています。橋の終わりが見えないあたり、すごい橋ですよね。

 

全長4kmの橋を渡りきると、なんだかゴールのような気がしますが、今治駅まではそこから更に距離があります。これがメンタルにきます。当然、フィジカルにもきます。なんとか到着して、バスの予約をしたところ、まだ時間がありました。

 

そこで、せっかくだし今治城に行こうという話を同期の一人としていたところ、みんな満身創痍らしく、行きたくないとのことでした。

 

まぁ、ただ待っているだけというのもあれなので、二人で今治城まで自転車で行きました。

 

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観光では宇和島城大洲城等、小さい天守閣のお城ばかり見ていたので、こういう大きな天守閣のお城もいいなぁと思いました。

 

ある程度見て回り、それなりに満足して駅に戻り、あとはバスで家まで戻りました。

 

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今回、お世話になった自転車です。

 

しまなみ海道

 

きっかけ

 

同期Yの学生時代の友人Rが海の日の3連休で広島に来るとのこと。このR氏、実は私とバイトで一緒だったこともあります。

 

世間が狭いです。

 

Y氏とR氏から一緒に観光しようと誘われました。わざわざ広島まで来るのだから、定番の厳島神社原爆ドームあたりをまわればいいかと思っていたのですが、R氏の祖母の家が岩国にあり、広島の定番はまわったとのこと。

 

そこで、しまなみ海道→島根→鳥取→広島という結構大規模な旅行を敢行することになりました。

 

ちなみに、このY氏とは前回のしまなみ海道は一緒に行っていません。

 

いざ再びのしまなみ海道

 

今回はいきあたりばったりの旅なので、ママチャリレンタルです。装備もてきとうです。前回とは異なり、体力で進んでいくタイプの旅になります。

 

まずは、前回と同様、向島までフェリーで行きます。

 

最初の方が元気なので、すぐに因島大橋が見えてきました。

 

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橋の入口に行くため、上り坂を登っていきます。

 

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前回と同様、車道の下を進み、因島大橋を渡って行きます。

 

因島もまだまだ元気なので、すぐに生口大橋まで行けました。

 

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ここも橋の入口に行くため、上り坂を登ります。島から島へ行く際、必ずそこそこな傾斜の上り坂を登らなければならならいところがしまなみ海道の辛いところであり、楽しいところでもあります。

 

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坂を登り切り、生口大橋を渡ります。前回はここらへんで雨が降ってきましたが、今回はどんどん晴れていきます。

 

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晴れてくると、瀬戸内海の眺めも素晴らしいです。

 

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眼下に穏やかな海が広がっています。晴れていると、瀬戸内海らしさを感じますね。

 

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生口島は中々に南国感があります。海岸沿いを走るのはとても気持ちいいです。

 

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スタート時は曇りでしたが、徐々に晴れてきて、更には快晴になってきました。

 

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多々羅大橋は見えてきました!

 

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多々羅大橋は、県境ですし、しまなみ海道の中間点のように思います。そして大きいです。

 

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晴れてくると、まじで見晴らしが最高です。

 

多々羅大橋を渡ると、大三島に到着です。今回は前回と異なり、ルート通りに進むので、大三島はすぐに終わりました。大三島大橋を渡ると、伯方島です。

 

大三島大橋を渡り切り、風を切って下り坂を下っていくと、造船所がありました。

 

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うーん、壮観です!!

 

伯方島大三島以上にすぐ終わり、大島大橋が見えてきました。

 

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大島大橋は、他の橋と違い、低層にあるような気がします。

 

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低層といえど、眺めは素晴らしいです。太陽が海に反射して綺麗です。

 

さぁ、最後の島・大島です。

 

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お尻は痛いですが、この眺めで相殺されます。

 

沿岸部を抜けて、地味に長い上り坂を抜けると、とうとう見えてきました。

 

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来島海峡大橋です!!

 

しまなみ海道の終盤に差し掛かります。

 

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来島海峡大橋に行くため、自転車専用道の上り坂を登っていきます。

 

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夕暮れに映える海は絶景でした。この絶景を4km堪能して四国に入りました。

 

ここから、今治市役所までがまた長くてメンタルにも来ます。

 

やはり、メインはサイクリングなので、その中で写真を撮るのは中々難しいものがあります。なので、写真も少なめになっちゃいました。

 

これで、瀬戸大橋に続いて、しまなみ海道も利用したので、残す四国への連絡道路は明石海峡大橋・鳴門大橋だけになります。