都道府県制覇と国内旅行絶景記

2013年に、47都道府県制覇したいなぁ~と思い、2015年頃から少しやる気を出し、国内の絶景を集めつつ、2018年に達成した者の国内旅行ブログです。

【2016年3月】愛媛Ⅰ(松山)

きっかけ

 

3月も終わりということで、あったかくなってきました。

 

3月から4月にかけて、3連休がとれました。

 

行ったことのない四国に行こうと思い立ちました。

 

広島からなら愛媛が一番行きやすいですし、愛媛には行きたいところがかなり沢山あるので、愛媛をチョイスしました。

 

フェリー

 

もしかしたら、国内で移動のためにフェリーに乗るのは初めてかもしれません。

 

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ワクワクが止まらねぇぜ! 天気が芳しくありませんが、気にしません。

 

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いざ乗船!!

 

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海上を走ります!

 

この後、基本的にデッキで写真をパシャパシャ撮りたかったのですが、同期と遭遇してしまったため、なんとなく一緒にいる雰囲気になってしまい、自由な行動が制限されました。

 

フェリーは一旦呉港に寄りながら、2時間30分で松山に着きました。

 

松山と言いつつ、松山感はゼロです。ただの辺鄙な港です。まずは、松山港にほど近い高浜駅まで行きます。松山港からは高浜駅までは10分くらいかかります。地味な距離です。

 

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とても良い雰囲気の駅です。東野圭吾さんの「真夏の方程式」の撮影にも使われた駅です。

 

高浜駅から伊予鉄道に乗り、十数分揺られると、やっと松山市駅です。船を降りたらすぐに松山に着くかと思いきや、フェイントがちょっとあって焦りました。

 

伊予松山城

 

松山市駅で同期とは別れました。

 

松山市駅から松山城までは、路面電車を使うと楽に行けます。しかし、初四国で舞い上がり、松山の空気感を感じたいと思ったため、歩いていくことにしました。

 

しばらく歩くと、大きな広場に出ました。お城の敷地に入ったのでしょう。広場になっている公園からも天守閣は見えます。

 

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まだ天守閣は遥か上にあります。

 

大半の観光客は、リフトやロープウェイを使う軟弱者ですが、歩いて登りました。


中々しんどかったです。

 

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ですが、道中に人はあまりおらず、良い雰囲気です。


ここを攻めるのは大変だなぁと思いながら、頂上につくと、人がいっぱいいました。


後で知ったのですが、松山城は桜の名所らしく、桜が見頃をむかえた今の時期は普段よりも人が多いらしいです。

 

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桜にはえ松山城は良かったです。

 

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桜に城とか、THE☆日本!!という感じですよね。

 

天守閣は小さすぎず、割かし好きな感じでした。

 

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興が乗ったので、城の内部に入ることにしました。


大阪城ほど完全に資料館化されてはいませんでしたが、資料館っぽさがあり少し残念です。


天守閣からは瀬戸内海も見ることができるのですが、薄曇りだったため、微妙な感じに。

 

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ただ、松山城までの山道、山頂の桜、天守閣から松山市街地の眺め等に満足はできました。

 

道後温泉


松山城から道後温泉までは、地図を見る限り、歩いていけるだろうと思い、路面電車には乗りません。

 

歩いている途中、雨が降り始めました。さすが、雨男です。初日は持つかなと思っていたのですが、あてははずれましたね。コンビニで傘を買い、道後温泉に向かいます。

 

しかし、なかなか着きません。駅から松山城まで結構ありましたが、松山城から道後温泉はもっと距離があります。明日は路面電車で帰ろうと思いながら、歩きます。

 

この時は、初日の歩いた距離が一番少なくなるとは、思いもしませんでした。ちなみに、松山城から道後温泉までは3kmありました。

 

そんな感じで、なんとか道後温泉に着きます。

 

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レトロで趣のある駅や有名な時計と見ては、道後温泉に来た実感を楽しみます。

 

イカラ通りを抜けると、あの有名な道後温泉本館が屹立していました。

 

道後温泉本館

 

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道後温泉本館には、神の湯と霊の湯という二つの温泉があります。楽しみ方は、

①神の湯だけ入る

②神の湯につかり、大きな休憩所でまったりする

③神の湯・霊の湯につかり、大きな休憩所でまったりする

④神の湯・霊の湯につかり、個室でまったりする

の4パターンあります。

 

①から④に行くに従ってお値段も高くなりますが、④でも1550円です。

 

こちとら、わざわざ一人旅で来てるんだし、ひとりでまったりするほかないので、④が理想です。しかし、個室は8つしかなく、競争率は高いらしいです。

 

さすがに何時間も待たされるなら考えましたが、運よく30分待ちで済んだので、④を選択することに。

 

ただ、30分も待つことはなく、20分くらいで呼ばれ、8畳の個室に通してもらいました。

 

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浴衣に着替え、いざ入浴です。

 

最初は、霊の湯へ行きました。

 

こじんまりとした浴場に数人のお客さんがいて、趣があります。

 

桶や椅子は木でできており、桶は床に落とすとカッポーンと鳴ります。風情が半端ないです。

 

まったりつかって、続いては神の湯に行ってみました。

 

神の湯にはお客さんが多くおり、なんだか落ち着かなかったです。

 

満足して部屋に戻ると、従業員の方がやってきて、坊ちゃん団子と煎茶をくださいました。

 

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一人、個室でゆったりしながら食べる団子のおいしさたるや。

 

外からは、木桶のカッポーンという音が聞こえてきます。

 

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団子を食べ終わり、ごろんと横になって目を閉じます。

 

あぁ、すごく幸せ・・・。

 

道後温泉本館最上階の和室でただただだらだらできるこの幸福感!!

 

1550円なんて、安いくらいです。

 

たまらなく幸せです。

 

しかし、幸せは長くは続きません。利用時間は80分なので、頃合をみて着替えて出ていきました。

 

夜 歩 き


大満足のうちに、ホテルにチェックインして、今度は夕飯探しに赴きます。

 

食べたいものは決まっています。中予風の鯛めしです。

 

南予風がはびこる昨今ですが、意外にもすぐに見つけることができました。

 

しばらく待たされたあと、小さいお釜が運ばれてきました。木蓋がとられると、そこにはご飯の上に鯛が丸々一匹蒸しあげられていました。

 

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鯛をとりだし、身をほぐし、ごはんに混ぜ込みます。

 

その上に海苔をちらし、一気に頬張ります。ぶわっと海苔の風味が広がり、後から鯛がホワホワッとします。思った以上においしくて、びっくりしました。

 

夕飯の後は、ホテルの温泉につかります。ホテルの客はみんな道後温泉本館に行っているのでしょうか。誰も人がいません。大浴場を独り占めです。

 

露天風呂の方にも行ってみました。やはり人はいません。雨がぱらついていたので、庇の下で露天風呂を堪能しました。

 

あまりに人がいないので、けのびとかしちゃいました。

 

30分くらい一人の温泉を楽しんだあとは、浴衣に着替えて、温泉街を練り歩きます。地ビールを出しているお店を見つけたので、入ってみることに。

 

思えば、一人で飲み屋に入るのは初めてかもしれません。

 

今までの旅の思い出を肴に、地酒を3杯飲みました。

 

最後に道後サイダーも飲みました。

 

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これで、日本三景、日本三園、日本三名瀑に引き続き、日本三古湯もクリアできました!

 

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蜷川実花さんとのコラボは、正直いらないなぁと思いました。