【2016年3月】広島〈竹原〉
きっかけ
早い話、所属部署の旅行です。
部長が部署での旅行が好きなため、日帰り旅行をすることになりました。
去年から旅行ばかりしていたことがばれてしまい、幹事まで仰せつかりました。
とりあえず、日帰りで行けそうで、一人で行くには触手が動かないような小さな町をいくつかピックアップして、あとは多数決にしました。
その結果、竹原に行くことになりました。
竹原とは
竹原は、呉より更に少し東へ行ったところにあります。広島の主要な町は全て瀬戸内海に面していますが、竹原はちょうど広島の瀬戸内海に面した辺の真ん中にあります。
江戸時代中期から明治にかけての町並みが残っており、安芸の小京都とも呼ばれているため、その部分は町並み保存地区に指定されています。
ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝さんが生まれ育った町です。
雰囲気がとても良い街のため、色々な作品の舞台にもなっています。
古くは「時をかける少女」です。アニメ版とか仲里依紗さん版の実写ではなく、原田知世さんが主演をした80年代の方です。最近では「清く柔く」の舞台にもなっています。また、「たまゆら」というアニメの舞台にもなっているそうです。アニメはあまり詳しくないので、よく分からないんですけどね。
竹 原
ちょうど、町並み雛めぐりというイベントが開催されており、竹原のお屋敷の中に雛が飾られていました。
まぁ、あまりお雛様とかは興味ないんですけどね。
保存地区の建物は、期待を裏切らず、とても趣深いものでした。
竹鶴酒造もありました。
以前は、普通に入って見学することができたそうですが、マッサンで人気が出すぎたため、見学することはできなくなってしまったそうです。
普 明 閣
普明閣へと続く階段はとても雰囲気がありました。
階段を登ると、竹原の町並み保存地区を上から眺めることができます。
瓦屋根が良い味を出していますが、車が邪魔ですね。
更に普明閣の方へと進むと、鐘がありました。
若かりし原田知世さんがここを通っていたなぁと思いを馳せます。
さて、普明閣に到着です。
写真からも分かりますが、普明閣に上がることもできます。
普明閣からは海を眺めることもできます。
広島は、古い町並みと海という素晴らしさが併存しています。
ほ り 川
竹原には、有名なお好み焼き屋さんがあります。
ほり川は、元々は酒造蔵として江戸時代に建造された建物です。昭和初期まで酒造でしたが、のち醤油蔵として用いられ、この蔵を改築して、今はお好み焼き屋さんになっています。
「時をかける少女」では、登場人物の一人の自宅として使われました。
酒粕を生地に練りこんだお好み焼きを出しており、ミシュランガイド広島にも掲載されています。
広島では色々なお好み焼きを食べましたが、個人的には美味しかったお好み焼きの3本指に入ります。
竹原散策
返す返すも、竹原の町は素晴らしかったです。
近くに住んで、時折散歩とかしたくなる町でした。
恵比寿堂
竹原の町並み保存地区の本通りの突き当りにあるお堂です。いわば、竹原散策のゴールみたいなものです。
ここで書いたもののほか、歴史民俗資料館や竹鶴夫婦の像、照蓮寺等にも行きましたが、まぁ大したことないのでいいでしょう。
部署の日帰り旅行としては中々良い場所を選べたのではないかと思います。
みんなそこそこ満足してくれたようにも思います。幹事として最低限度の役割くらいは果たせたのではないかと思います。よきかなよきかな。