【2015年11月】鳥取・兵庫・京都・滋賀Ⅱ(城崎温泉)
城崎温泉
さてさて、城崎温泉です!
城崎温泉は、兵庫県の北部にある温泉です。白浜温泉ほど古くはありませんが、平安時代から知られている古い温泉です。
鳥取駅から山陰本線で行けます。15駅で行けますが、2時間くらい掛かります。浜坂駅で乗り換えをしなければならなので、ここで30分くらい待つことになります。
山陰本線は、海沿いを走りますが、もう冬に差し掛かっていたので、日が暮れるのも早く、あまり外は見られませんでした。
そして、2時間の間に、雨は豪雨から小雨に変わっていました。
城崎温泉は、なんとも趣きのある町です。小雨すら風情に一役かっています。
こりゃ、野々村議員も政務活動費を流用して行きたくなるわと思いました。
本当に良い感じのところです。
駅から少し歩いて予約した旅館に着きました。
今回の宿は、「はやかわ」さんです。
ものすごく風情あふれる良い感じの旅館でした。
10月の頭に予約したのですが、城崎温泉の宿はその時期ですらほとんど埋まっており、予約するのが大変でした。さすが人気温泉です。
この旅館は風情があるだけあって、素泊まりで1万円近くとられました。
ただ、チェックインをすると良いお知らせがありました。
城崎温泉と言えば、外湯巡りです。
外湯一か所につき、600円くらいでした。
まぁ、2,3か所行って満足するかぁと思っていたところ、宿泊客は全ての外湯がタダになるとのことでした。
素晴らしいですね。多分、どの旅館でもそうなんだと思いますが、それでも得した感があります。
外湯巡り
早速、浴衣に着替えて、下駄を履き、外湯巡りを始めます。城崎温泉の正装です。
地 蔵 湯
まぁ、そこまで特筆するものがない普通の温泉でした。
柳 湯
地蔵湯から柳湯に行く道もとても趣深いです。
この道をまっすぐ進むと、柳湯に着きます。
純和風の建物でものすごい好みの外観です。
まぁただ、温泉自体は普通の温泉でした。
沢山巡るつもりだったので、10分も経たずに、出ました。
休憩がてら、ご当地食材・但馬牛のハンバーグを夕食で食べました。
写真撮っておけば良かったです。
夕食を食べ終わると、N氏がもう疲れたと言って、宿に戻りました。奴は、城崎温泉を何も知らない。
一 の 湯
N氏を置いて、我々はもっと奥の方にある外湯まで行きました。
最初の2か所は、城崎温泉として一番有名な川沿いにあるのですが、そこを進んで右折すると、土産物屋さんや温泉街にありがちな射的屋などが軒を連ね、観光客が練り歩いています。夜なので、店々が光を灯してキラキラしています。
そんな中をぬって歩き、3か所の外湯に入りました。
一の湯です。
岩盤を削った温泉や露天風呂があり、今までの2つに比べると、エンタメ度が上がりました。
もう雨は止んでおり、ひんやりとした空気の中で入る露天風呂は良かったです。
鴻 の 湯
続いて、鴻の湯に行きました。
城崎温泉で最も奥地にある外湯です。
ここにも、露天風呂がありました。
のれんにあるように、この「庭園風呂」と名付けられた露天風呂が売りのようです。
露天風呂を売りにしているだけあって、結構な広さがあり、かなり満足できました。
御所の湯
さて、最後の御所の湯です。
全景はこんな感じです。
2005年に作られた、城崎温泉の最も新しい外湯です。ここが、もう、本当に、素晴らしかったです。
紅葉した木々の間を流れる川を正面から見ることができる露天風呂です。
何を言っているか分からないと思いますが、とにかく、滝というか、川を正面から見れます。
晩秋の夜風にあたり、ボーっと眺めながら温泉に浸かるのは、素晴らしいことです。
7か所ある外湯のうち、5か所の温泉に浸かり、非常に気持ち良かったです。
最後の御所の湯を出てから、飲み物を買い、休憩スペースでまったりしました。
これが幸せの一つの形なんだとまったりしました。あとは、友達じゃなくて、彼女とかだったら、完璧だったと思います。
宿に戻り、N氏に「お前は城崎温泉を何も理解していない」と馬鹿にし、お酒を飲みながら、ぐだぐだとおしゃべりをして、夜は更けました。
趣もあり、温泉も素晴らしく、最高な温泉街でした。