【2016年2月】広島〈呉〉
きっかけ
一緒に広島に飛ばされた同期が、「同期のみんなで観光をしよう!」と言ったため、予定が空いている同期で行きました。
このころは、まだみんなで仲良くしようという空気感がありました。
徐々に人間関係のモツレとかで、みんなで観光するということはなくなっていきます。
呉艦船めぐり
地形からして、天然の良港と言われ、古くは村上水軍の一派が根城にしていました。そして、明治以降は、帝国海軍・海上自衛隊の拠点となっています。 第二次世界大戦中は、帝国海軍の拠点でもありました。
はっきり言えば、海軍の町です。日本で言えば、東の横須賀、西の呉という感じです。
そのような軍港である呉湾では、当然ながら観光クルージングもあります。
呉に来たからには、乗らなければなりません。
いざ乗船。内部はこんな感じでした。
呉は、戦艦大和を建造した造船所もあり、今でも造船を行っています。
造船現場を初めて見たので、わくわくが止まりませんでした。
海上自衛隊の艦船も停泊していました。
なんか、ミサイルっぽいのも設置されています。
潜水艦までありました。
潜水艦は海の色と同化していました。こりゃ潜水してしまえば、肉眼で捉えるのは難しいでしょう。ていうか、まじもんの潜水艦なので、多分、レーダーで捉えるのも難しいんでしょうけど。
艦船めぐりというだけあって、艦船がいっぱいありました。ものすごく小並みな感想ですみません。
てつのくじら館
クルージングを楽しんだ後は、「てつのくじら館」に行きました。
(出典元:https://ja.wikipedia.org/wiki/海上自衛隊呉史料館)
正式名称は、海上自衛隊呉資料館です。海上自衛隊の広報を目的とした施設で、入館料は無料です。海上自衛隊関係の施設は入館料が無料なので、素敵です。
展示室の展示の写真を撮るのは抵抗があったので、写真を撮っていません。
「てつのくじら館」の最大の目玉は、潜水艦の屋外展示です。普通の展示は、上記写真の左側の建物ですが、右側の潜水艦にも入ることができます。
右側の潜水艦は、実際に海上自衛隊で就役していたゆうしお型潜水艦の「あきしお」 です。この潜水艦が「てつのくじら館」と呼ばれる理由です。
いざ入艦です。
あんな巨躯をしているにもかかわらず、公開されている部分はかなり限られていました。ただ、実際の操縦桿は写真におさめることができました。
この後、大和ミュージアムにも行こうという話をしていたのですが、時間が迫っていたので、諦めました。
いつでも行けると思うのは恐ろしいもので、結局、大和ミュージアムには一度も行くことなく広島を後にすることになりました。
海上自衛隊呉地方隊
本日のメインです!
海上自衛隊呉地方隊は、総監部の庁舎や艦船の一般公開を行っています。海上自衛隊初心者としては、艦船の一般公開の方に興味があったので、そちらに行きました。
今回の観光の提案者が事前にちゃんと予約してくれました。この時間に間に合わせるため、大和ミュージアムを断念したわけです。
事前予約をしないと参加することができません。軍事基地に入るので、身分確認はちゃんと行われました。
受付を済ますと、案内の人から、参加者に対して注意事項の説明がなされました。当然ながら、禁止事項は結構ありました。
そして、入場の開始です。
やはり、クルージングで遠目に見るのとは異なり、その圧力は半端なかったです。
訓練支援艦てんりゅう
公開された艦船は、訓練支援艦てんりゅうでした。
中々の迫力です。
いざ、乗船です!!
敬礼でお出迎えしてもらいました。
訓練支援艦は、主に対空射撃訓練支援用に無人標的機を管制する艦艇のことを言います。
これだけだとちょっと分かりづらいので、もう少し分かりやすい言い方をします。
現代の海軍にとって、最も怖いのは空からの攻撃です。航空機からの攻撃や空からのミサイルは艦艇に対し決定的な攻撃を与えることができますからね。そのため、空に対する射撃訓練は必須になってきます。
この、空に対する射撃訓練を行うための艦船が訓練支援艦です。
てんりゅうの中に入ると、早速ミサイル的なものがありました。
これも、マジのミサイルではなく、訓練用のミサイルです。
てんりゅうの入口の裏側の通路にまわると、もう一つの艦船とひっついていました。
お隣の艦船の先端には砲台がついていました。てか、砲台という表記で正しいのか分かりません。もしかしたら、ミサイルとかの方が良いのでしょうか。軍事的な用語が詳しくないので、難しいです。
てんりゅうの方にも、砲台がありました。
呉観光、非常に楽しかったです。