【2016年8月】兵庫・徳島Ⅰ(明石)
きっかけ
四国も残すは徳島だけ。
アホなので、損をしないように踊りに行きました。
なぜ明石か
広島から徳島に行く方法は色々ありますが、やはり四国へ行く残り一つの陸路を使いたいです。
明石海峡大橋ですね。
あとは、明石に飛ばされている友人N氏と一緒に徳島観光する予定だったので、泊めてもらって宿泊費を浮かそうと思いました。
明石までは新幹線と鈍行で行きました。
明石という町に対して持っていた印象は、光源氏が左遷されたさびれた所というくらいです。そんなに発展しておらず、丸亀のような町なのだろうと思っていました。
しかし、想像以上に大きな街でした。駅ビルとかあるし。驚きです。
町ではなく、街でした。
N氏はお仕事とのことだったので、一人で明石をぶらぶらしました。
魚 の 棚
魚の棚は、明石の有名な商店街です。
明石の魚貝類が売られていたり、飲食店が軒を連ねています。
お盆時期とはいえ、平日だったので、主婦が多かったです。
お目当ては明石焼きです。だし汁につける卵焼きは思った以上においしかったです。
明 石 城
中々良い感じです。
明石城は、城っぽさはあるものの、一番重要な天守閣がありません。
戦禍や火事で焼失したわけではなく、そもそも建てられなかったそうです。当時、一国一城令が出されるなど、幕府は築城にかなり神経を尖らせていたからというのが理由とも考えられていますが、この他にも、他から天守閣を移築する計画があったが頓挫したいとう説やわざわざ大砲の標的になるような建物は建てなかったという説もあります。
結局謎というあたりにロマンを感じます。
その代わり、明石城は櫓が売りとされています。
日本の標準時刻の場所らしく、日時計が設置されていました。
後ろで天守閣を気取った櫓がありますが、ばったもんです。
やはり、個人的には天守閣あっての城だと再認識しました。
明石市立天文科学館
明石市は、日本の標準時なので、天文科学館も市でつくっちゃいます。
プラネタリウム
明石市立天文科学館には、プラネタリウムがあります。プラネタリウムに行くのは、小学校5年生の遠足以来なので、約15年ぶりです。
当然、一人で行きました。
一人プラネタです。
プラネタリウムって、すっごく癒されますね。はまってしまいそうです。
はじめ、プラネタリウムは明石から見える夜空を映し出していたのですが、ナレーションの女性が「では、星が見えやすくなるように、明石の街の明かりを消してみましょう。星空に感動するために、目を瞑って下さい」と言いました。
従順なので、大人しく目を瞑って待ちます。
「街の明かりは消えました。目を、開けて下さい」
ナレーションに従って目を開けると、そこには素晴らしい星空が広がっていました。
感動です。
ちょろいな、自分。
また、流れ星の話になったときに流星群の話にもなりました。
「今の時期は、ペルセウス座流星群がよく見られます」
ほぅ、そいつは綺麗だろうなぁ。
「一番の見ごろは、8月13日です」
へー、8月13日か。あれ、今日って何日だっけ。
「そう、今日、ですね」
え!?今日!?
完全に天文科学館のペースです。
ナレーションの女性は、声が綺麗というわけではなく、滑舌もいいとはいえませんでしたが、眠気を誘う、癒しの声でした。
色々と星の話を聞いて、癒されました。
展 望 室
プラネタリウムの後は上の階に上がっていきながら、展示を楽しみました。
4階まで登ると、5階より上に行ける階段はなく、一気に一般客が入れる13階まで上がりました。
展望室です。
展望室からは、明石海峡大橋が望めます。
明日渡るから待ってろよ!!
展望室を周っていると、面白い表示もありました。
そうか・・・・・・、ここが標準時か・・・・・・・。
特になにかはあるわけではないにもかかわらず、正面に立って、何かを感じたりしました。
友人と合流
明石の街に戻りました。
友達が仕事を終えて合流したので、お寿司や刺身を食べに行きました。
魚はやはり海辺の街というだけあって、結構おいしかったです。そして、なによりお寿司の後に頼んだ蛸が絶品でした。今まで食べた蛸の中で最もおいしかったです。
さすが、明石です。
その後、友達の家に行き、ダラダラとしました。流星群ではなく、オリンピックを見ていました。
私の明石の君に出会うことはありませんでした。