都道府県制覇と国内旅行絶景記

2013年に、47都道府県制覇したいなぁ~と思い、2015年頃から少しやる気を出し、国内の絶景を集めつつ、2018年に達成した者の国内旅行ブログです。

【2015年9月】山陰Ⅲ(美祢・津和野)

秋 芳 洞

 

萩城下町を散策した後は、萩の中心駅である東萩駅からバスで秋芳洞に向かいました。我々はペーパーなので、バスや電車が使えるのであれば、そっちを圧倒的に優先します。


川に沿って、ひたすら山を登っていきました。雨は既にやんでいました。


2時間近くバスに揺られていたでしょうか。突然、木々がなくなり、大草原になりました。

 

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寝ていた友達は目を覚ますと、「何この光景!!」って感じで目を見開いていました。


しばらく、グネグネと山の上の大草原を走っていると、秋吉洞の観光案内所に着きました。そこから、数百メートル歩くと、秋芳洞の入り口に着きます。

 

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入場料として、1200円とられました。高い!

 

この入口を抜けると、ひんやりとした森の中を川に沿って歩くことになります。

 

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川に沿って少し歩くと、秋芳洞の本当の入口に到着します。

 

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絶壁にでっかい穴があいています。川はそこから勢いよく流れてきていました。そして、天井のついた橋はその穴の中へと続いています。

 

はじめの方は、非常に大きな岩の割れ目を歩いていく感じでした。

 

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しかし、しばらく歩くと、急に視界がひらけました。グワッと空間が一気に広がります。

 

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洞窟というか、ドームにいる感じです。通路の脇では、川がうねりをあげながら、流れていきます。


日本三大鍾乳洞の一つである龍泉洞にも行ったことがあったので、同じくらいの規模だと思っていたのですが、全然違います。


大自然、パネェ!!!!!って、思いました。


そんな広い空間を写真を撮りながら、トロトロと歩いていきました。みんな洞窟に魅了されており、まじ進むのが遅かったです。

 

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しかも、ただ洞窟が続くわけではなく、一々見どころあるスポットが用意されています。

 

百枚皿

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洞内富士

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南瓜岩

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五月雨御殿

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大黒柱

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黄金柱

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これらに一々反応して、テンションが上がりました。

 

ポイントポイントのスポットもそうですが、全体的な迫力がもうね、すごかったです。

 

自然があれらを作り出すとか、嘘です。もうね、すごかったです。これは死ぬまでに一度は行くべきです。余裕で1200円の価値があります。


トロトロ何十分もかけてゴールまで着くと、エレベーターで800mほど上がって、秋吉台に行きました。

 

秋 吉 台


カルスト地形の大草原は素晴らしかったです。

 

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曇り空ですら、これですから、晴れたら本当に素晴らしい場所なんだと思います。

 

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津 和 野


その後、またバスに乗り込み、山口駅で遅い昼ごはんを食べて、電車で津和野まで行きました。

 

山口駅は、全国の県庁最寄駅としては最弱だと思います。

 

そんなこんなで、津和野駅に到着しました。初・島根です!

 

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津和野町は、山口県に隣接した町で、小京都の代表格として知られています。中々趣のある街並みが保存されています。

 

レンタサイクルで爽やかに観光しました。

 

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めちゃめちゃ良い雰囲気です。

 

脇のお堀には鯉も泳いでいました。

 

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個人的には好きな町並み保存地区の三本指に入ります。

 

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森鴎外旧宅


津和野は、森鴎外の出身地です。こんな地方の田舎から東大の医学部に行くなんて、すんごいなぁと思います。

 

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大豪邸とまではいきませんが、ぼちぼち大きなお家ですね。調べたところ、藩医の家系らしいです。お医者さんの家系なんですね。

 

お宅はこんな感じです。

 

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以上、森鴎外のお宅訪問でした。

 

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ちなみに、森鴎外の作品は、高校の教科書で「舞姫」を読んだだけです。あれで、森鴎外があまり好きではないと結論付けました。

 

太鼓谷稲成神社

 

太鼓谷稲成。

 

どこかで見たことあると思いました。そうです。元乃隅稲成神社の元締めの神社です。ちなみに言うと、先ほどの森鴎外像の遥か後ろに小さく見える鳥居が太鼓谷稲成です。

 

太鼓谷稲荷は、日本五大稲荷の一つなので、こんな田舎にある神社と馬鹿にすることはできません。

 

神社のスタートはこんな感じです。

 

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更に進むと、さびれた山道に沿って、ひたすら鳥居が並んでいます。

 

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もはや、登山です。

 

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みんなでゼィゼィ言いながら、上りました。

 

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そして、やっと頂上に着きました!

 

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ここから、津和野の町並みも見渡せます。

 

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山の上から見る津和野の街並みは結構綺麗でした。

 

伏見稲荷や元乃隅稲成は有名になりすぎて、観光客がいます。一方で、太鼓谷稲成はひっそりとしていて、とってもいい感じでした。


津和野観光に満足し、自転車を貸自転車屋に返し、益田駅という謎の地方駅に行きました。

 

地方駅・益田駅


益田はローソンと飲み屋しかない小さな町です。夕食を食べる場所を探すのは少し骨が折れました。やっと見つけたのは、小さな定食屋でした。


しかし、この定食屋が美味しすぎました。定食自体が本当に美味しかったのですが、200円で刺身の盛り合わせまでついてきます。

 

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これで1000円しません。

 

そして、この刺身の盛り合わせが200円のクオリティではありませんでした。居酒屋なら、800円くらいとりそうな量であるにも関わらず、味の方は居酒屋なんかと比べものにならないおいしさでした。沿岸の町だからか、本当に新鮮でした。

 

ほんと、山口や島根は魚介類がおいしいです。

 

ちなみに、空腹というスパイスがあったからかもしれませんが、ここで食べた刺身が未だに人生で食べた刺身ナンバー1です。


そうして、また激安ホテルの部屋で大富豪をして、2日目が終わりました。