【2016年9月】福岡・熊本・鹿児島・宮崎・大分Ⅵ(別府・阿蘇・高千穂)
別 府
馬ケ背から別府までの距離感をはかり損なっていたため、ナビの到着予定時刻から逆算すると、レンタカー屋さんに車を返す予定時刻から大幅に遅れるかもしれないことに気付きました。
やばいと思い、すこーしだけ急ぎました。ほんとにちょっとですが。土砂降りの中、大変でした。
結局、20分ほど遅れたのですが、追加料金はとられませんでした。それだけでなく、ホテルまで送ってくれることに。ニッポンレンタカー素晴らしいです。
ホテルまで運転してくれた人は美人な女性でした。ちょっと、ドキドキしました。でも、コミュ障なので特にお話することもなく、すぐにホテルに着いてしまいました。
素泊まりで泊まったので、食事探しをしなければなりません。案外、手ごろで良いお店がなくて、かなり彷徨いましたが、なんとかお店を見つけました。地鶏のタタキなる珍しいものや中津唐揚げを食べましたが、とても美味しかったです。
ただ、カメラをホテルに置いてきてしまったため、写真はありません。
おいしい夕食を食べて満足した後はホテルに戻って温泉に浸かりました。別府には別府温泉だけでなく、8つもの源泉があるらしくいずれ全部を制覇したいところですが、今回は別府温泉だけで我慢です。
とはいうものの、別府温泉の威力も凄まじく、良い温泉でした。最高でした。
地獄めぐり
翌日は友達と合流し、地獄めぐりをしました。時間の都合上、全部を巡るのは厳しかったので、3つに絞って周りました。
海 地 獄
まず最初は海地獄です。
海地獄は、約1200年前の噴火と共に出来た熱泉のひとつです。水面が海のようなコバルトブルーに見えることから海地獄と名付けられたそうです。
人工で作ったかのように、みごとなコバルトブルーでした。
鬼石坊主地獄
続いて、坊主地獄に行きました。
粋なお出迎えです。
鬼石坊主地獄は、灰色の熱泥が沸騰する様子が坊主頭に似ていることから名付けられました。8世紀に編纂された『豊後風土記』に登場するほど歴史ある地獄です。
明治時代から「坊主地獄」として観光名所になっていたそうですが、一度閉鎖され、平成14年に「鬼石坊主地獄」として再開しました。
まじでボコボコしていました。
血の池地獄
血の池地獄は日本で最も古い天然の地獄です。 地下で自然に化学反応を起こしてできた酸化鉄、酸化マグネシウム等を含んだ赤い熱泥が地層から噴出、堆積するため池一面が赤く染まるそうです。
赤かったです。
鍋 ケ 滝
九州周遊もあらかた終わり、再び熊本に戻りました。
滝に向かうまで雨が降っていましたが、着いたとたんにやみました。日頃の行いがいいんでしょうね。
ここは、知る人ぞ知る絶景観光地です。阿蘇の小国町にあります。滝の裏を見ることができるだけでなく、全体的なフォルムも綺麗です。CMのロケ地になったこともあり、観光客が結構きますが、まじの田舎にあるため、まだ鍋ケ滝までの道があまり整備されていないのが難点です。
前日からの雨で水量も中々のものでしたし、圧倒する力がありました。個人的には、日本三大瀑布の一つである袋田の滝よりも楽しめました。
まずはシャッターの速度をそこまで変えずに撮ってみました。
中々いい感じです。
続いて、裏にまわると、水のカーテンがかかっていました。
この旅行で色々な写真を撮っていましたが、三脚は一回も使っていません。まぁ、三脚を使う予定もなかったですし。ただ、ここで本気の写真を撮るために、わざわざ三脚を持ってきました。
三脚にカメラをセットし、リモコンでシャッターを切ります。シャッター速度を遅くすると、水飛沫が糸のような綺麗な写真が撮れます。友達が「最近のカメラすごい」と言っていましたが、別に最近のカメラ技術というわけではありません。
個人的に大満足する写真が撮れました。まぁ、もう少し水量が抑えめでも良かったかもしれません。
阿 蘇 山
我々が旅行計画を立てていたときにはまだ震災の影響で登山道が通行止めになっていましたが、シルバーウィークを境に通行止めが一部解除になりました。これも日頃の行いでしょう。開通したなら、行くしかないですね。
鍋ケ滝からやまなみハイウェイを通って阿蘇まで行きましたが、このドライブコース楽しかったです。雨で魅力は半減していましたが、それでも良い感じでした。
阿蘇山の火口まで行くロープウェイは、震災ではなく火山の警戒レベルが高いために封鎖になっていたので、草千里まで行きました。シルバーウィークでしたが、人はほとんどおらず、霧もたちこめており異様な雰囲気でした。
人でも写っていれば、この広大さが伝わるのですが、非常に広大でした。迫力というか威圧感が凄かったです。「君の名は」の糸守町に似ている感じもあります。
晴れていれば、今まで見たことのない絶景がそこかしこにありそうな感じがありました。死ぬまでに晴れた阿蘇山に行きたいです。
草千里までの登山道は開通したばかりだったので、道路だけ突貫工事で修復したという感じで、まだ崩れたままの道路もありました。
記念碑などはすべて倒壊したままで、震災の爪痕をまざまざと見せつけられました。
草千里でご飯を食べる予定でしたが、震災の影響で断水がなおっておらず、食事の提供はまだできないとのことでした。
2016年9月中旬の阿蘇山はまだまだ震災の爪痕が色濃く残っており、復興が進んでいくといいなぁと祈りました。
今度はもう少し復興が進んだ晴れた日に来ようと決意しました。そして、草千里だけでなく、火口まで行きたいです。
高 千 穂
神々のおわします高千穂!
まずは有名な真名井の滝に行きました。
三脚もあることなので、三脚を使って撮りました。中々良く撮れたのではないかと思います。
その後、軽くハイキングコースを歩きました。
個人的には、もっと静謐な空気感が漂っているのかと思いましたが、かなり観光地化されており、少し残念でした。
本当は、ボートに乗って滝の近くまで行きたかったのですが、雨の影響で川が増水していたため、ボートは乗れませんでした。日頃の行いなんですかね。
高千穂峡をもう少しハイキングしても楽しかったと思いますが、時間の都合上、仕方ないですね。
高千穂を後にすると、延岡まで行き、あとは電車と新幹線で広島に戻りました。
制覇の進捗状況
〈北海道〉
道央
〈東北地方〉
岩手県、宮城県
〈関東地方〉
群馬県、栃木県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
〈甲信越・中部〉
山梨県、長野県、新潟県、静岡県、岐阜県
〈北陸〉
石川県、富山県、福井県
〈近畿〉
大阪府、京都府、奈良県、三重県、兵庫県、和歌山県、滋賀県
〈中国〉
岡山県、広島県、山口県、島根県、鳥取県
〈四国〉
愛媛、香川、高知、徳島
〈九州〉
福岡、熊本、鹿児島、宮崎、大分
39/47都道府県
九州お初です。一気に5県を埋めたので、進捗状況は結構進みました。