都道府県制覇と国内旅行絶景記

2013年に、47都道府県制覇したいなぁ~と思い、2015年頃から少しやる気を出し、国内の絶景を集めつつ、2018年に達成した者の国内旅行ブログです。

【2016年12月】岩手・青森・秋田・山形Ⅱ(青森上陸)

盛  岡

 

叔父に軽トラで前沢駅まで送ってもらい、東北本線盛岡駅まで行きました。

 

ローカル線には必ずボックスシートがあるのかと思っていましたが、全くありませんでした。別に馬鹿にしているわけではないですが、岩手というと祖母の家のイメージが強いので、未開の地というイメージがあります。ですが、平日であるにもかかわらず、意外にも電車には人が乗っており、焦りました。

 

前沢駅から1時間ちょっとで盛岡駅に着きました。だいたい1年ごとに岩手には行っていますが、盛岡は初です。ご当地グルメのジャジャ麺を食べました。

 

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美味しかったです。

 

本当は、盛岡駅から山田線に乗り換えて、南リアス鉄道や北リアス鉄道で八戸まで行こうと思っていました。宮古に行きたかった!!

 

でも、山田線が2015年から運休しているという事態が生じているので、仕方なしに、IGRいわて銀河鉄道で八戸に行きました。沿岸大好きっ子としては、悲しい限りです。

 

それにしても、IGRって、IwateGingaRailwayの略称ですよね。そうだとすると、IGRいわて銀河鉄道って重言だと思うんですよね。

 

あ、ちなみに、いわて銀河鉄道はJRでないですが、北海道東日本パスが適用されます。その点では素晴らしいです。

 

銀河鉄道という割に、銀河鉄道感はゼロです。基本的に山間を走ります。たまに市街地っぽいところに出ます。山間部では雪が結構積もっていました。

 

青森初上陸

 

盛岡から2時間くらい銀河鉄道に乗っていると、八戸に着きました。

 

初青森!!!

 

かなり寒かったです。青森の洗礼です。

 

ここからが悩ましいです。大湊まで行って、下北半島を一周するべきか。青森まで出て、酸ケ湯温泉と八甲田山に行くか。

 

面白そうなのは、下北半島一周ですが、冬は恐山に入山できませんし、荒れる恐れがある中でレンタカーを借りて、事故るリスクもあります。対して、酸ヶ湯八甲田山は公共交通機関を利用するので、リスクが低いです。

 

「悩ましかぁ!!」と思っていましたが、どうやら12月23日は荒れるという予報なので、下北半島は恐山も込みでまたいつか周ることにし、今回は青森駅方面に行くことを決意しました。

 

そこで、青い森鉄道に乗って、青森駅に行きました。その途中で、高校生が入れ替わり立ち替わり沢山入ってきました。きっつい東北訛りの女子高生というのもいいなぁと思いました。方言フェチが疼きましたね。

 

真冬の青森は日が沈むのも早く、16時台で外は真っ暗になっていました。17時過ぎに青森駅に着きましたが、完全に夜でした。

 

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青森駅について、ホテルにチェックインした後、夕飯を食べに行きます。


まずは、帆立小屋に行き、帆立丼や帆立のバター焼きを食べました。絶品でしたが、値段に比して、量が少なく非常に残念でした。量が少なかったので、ホタテ&親子丼も食べました。

 

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絶品でしたが、やはり量的に満足しなかったので、場末っぽい居酒屋に行きました。こういうところは、経験上それなりに安く、そして絶品の料理をだしてくれる確率が高いです。

 

今回は、絶品というほどではありませんでしたが、それなりのクオリティのものをそこそこ安く、しかも結構な量で提供してくれたので、満足できました。まぁ、郷土料理ばかり食べたので、クオリティといっても、そこまで高くはならないですよね

 

写真の少なさが気になりますが、次からは写真はいつも通りの量になります。

 

【2016年12月】岩手・青森・秋田・山形Ⅰ(岩手)

きっかけ

 

12月下旬にまとまった休みが手に入りました。

 

思った以上にまとまっていたので、海外にでも行こうかと思ったのですが、まずお金がありません。お金があったとしても、一人で行くことに恐怖心もありました。

 

そんなわけで、国内だなと思いました。

 

東北は岩手と宮城にしか行ったことがないことに気付いたため、東北一周をすることにしました。

 

北海道東日本パスという素晴らしいチケットがあります。これでJR北海道JR東日本の鈍行は10850円で7日間も乗り放題ですからね。これを使って、一周します!

 

基本的に、ノロノロ鈍行の旅です。

 

岩  手

 

本当は、鈍行で福島県とか松島を回って岩手に入ろうと思ったのですが、出発前日から初日にかけて体調を崩したため、初日の旅行は断念し、新幹線で祖母の家のある岩手に行くことになりました。

 

まずは、新幹線で一関駅まで行き、叔父に迎えに来てもらいます。

 

一関駅は、一見するとそこそこ栄えているように見えますが、その実、箱だけデカく、そして少しばかり新しいだけで、土地を持て余している感じがします。よく見ると閑散としているだけでなく、若干荒涼としています。

 

叔父の車の助手席は荷物が置かれていたので、後部座席に座ったのですが、東北の人は話すときにあまり口をあまり動かさないですし、東北弁訛りもそこそこ強く、そしてなによりラジオの音量が少しばかり大きかったので、叔父が何か話してもあまり聞き取れません。

 

叔父とは言っても、親の兄弟ではなく、母の姉の旦那なので、「え?何?」と気軽に聞ける間柄ではありません。

 

どう見てもただの空き地にしか見えないところやただの古民家で、「ここはこういう歴史がある」、「ここに住んでいる人はうちとこういう親戚関係だ」などと教えてくれるのは楽しいのですが、やはり聞き取り辛いのが大変でした。

 

聞き取りにくいときは、「へー!」とか、「あっ、そうなんですか!」と持ちうる相槌を最大限駆使します。そして、聞き取れたときだけは、必死に話を引き延ばして1時間をやりくりします。

 

道中、どんどんどんどんと田舎感が強くなっていきます。そして、雪深くなっていきます。

 

そうしてやっと祖母の家に着きました。

 

祖母の家は屋内なはずなのに、くっそ寒かったです。えげつない寒さです。熱効率が悪すぎます。そもそも広すぎるのが悪いと思います。7人で住んでいたときから、2部屋余るレベルですからね。しかも平屋です。今はたった3人で暮らしており、どう考えても、持て余してるとしか思えない。元々は庄屋の家だったので、このような広さらしいです。

 

まぁ、昔が庄屋だったからといって、今は別に裕福というわけではありません。一度、家長が早々に亡くなってから、家計は豊かではなくなったらしいです。

 

でも、田んぼは物凄い広さがあります。それでも、農地改革でほとんどとられたと嘆いていました。山も東京ドーム数個分あるらしいです。こんなに土地があっても、田舎すぎて銭に換えられないという残念さ。

 

母親は、「農業は嫌だ!寒いのは嫌だ!」と言って、東北から逃げました。一度も出戻っていないので、逃亡は成功した模様です。

 

でも、個人的には、毎年夏にこういうTHE☆田舎に行くことができたのは幸せだったので、母親には感謝です。

 

祖母の家に着くと、夕飯までまだ時間があるからと、お菓子やみかんを沢山渡されました。そこに食べ物があれば食べてしまう性質なので、全部食べてしまいますよね。

 

でも、1時間もすると、夕飯がでてきました。消化の悪い餅です。あそこは夕飯の時間が異様に早いということを忘れてました。既に割とお腹がいっぱいなのに、割と大き目な餅が8個も。それに刺身とかも。無碍にも出来ないので、頑張って食べました。美味しかったですけどね。

 

その後、食休めも兼ねて、懐中電灯を持って散歩に出ました。懐中電灯がないと夜に出歩けない田舎感がいいですよね。

 

この村は十数年前に星空日本一に輝いた村です。星を撮るために三脚まで持って行きましたからね。

 

でも、星空を撮るのって難しいです。中々ピントが合わない。寒さで手足の感覚がなくなるまで、1時間近く格闘しましたが、ちゃんとピントが合う写真はついぞ撮れませんでした。

 

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星が綺麗なことは伝えられたと思う一方で、絶望的にピントが合ってないです。

 

いずれリベンジをしなければと決意を新たにしました。



【2016年11月】埼玉〈川越〉

きっかけ

 

東武東上線に乗る機会がありました。

 

川越は小江戸

 

ちょっと寄ってみるかという気分になりました。

 

一人で。

 

小 江 戸

 

川越は城下町でした。その名残が今も残っている場所があります。

 

元々は江戸を真似た街づくりをしていたため、小江戸と呼ばれています。

 

川越駅から小江戸の町並みまではすぐかと思ったのですが、15分くらい歩くことになりました。

 

でも、まぁそんな迷うような道でもなく、普通に着きました。

 

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うん、いい感じに小江戸でした。

 

この写真はたまたまそんなに人がいないですが、土曜日だったので人はかなりいました。

 

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人が多すぎです。観光地化してますねー。

 

和だけでなく、ちょっと歩くと洋の感じもありました。

 

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しゃれおつですが、光の設定を明らかに間違えました。

 

大通りから少し路地に入ってみました。

 

少し歩くと、観光客がみなスマホを空に掲げています。

 

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川越名物・時の鐘です。

 

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一人観光も寂しくなってきたので、岐路につきました。

 

今回はあまりにも文字数が少ないので、少しおまけとして紅葉でも貼ろうかと思います。

 

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中々お気に入りの一枚です。

 

【2016年10月】京都・愛知Ⅱ(犬山・名古屋)

犬  山

 

愛知県って何があるんだろう・・・。

 

日本三大都市になんとか入っており、まぁ、それなりに都市で、まぁ、生活もしやすいんだろうというイメージですが、観光地となると明治村しか思いつきません。

 

しかし、ちょっと考えてみると、犬山城がありました。現存天守12城のみならず、国宝5城の一角も担っています。

 

これは行くしかありません。朝っぱらから犬山に乗り込みます。

 

犬山城下町は景観を壊さない配慮がされています。周囲には、昔ながらの倉や塀もありました。

 

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いい感じの町並みを歩いていくと、遠くにお城も見えてきました。

 

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白帝城こと犬山城です。

 

お城に向かって歩いていくと、お稲荷さんがありました。

 

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ここから犬山城に行くこともできるらしいです。連なる鳥居があるならくぐるしかないので、当然ここから行きました。

 

さて、とうとう到着です。

 

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国宝犬山城!!

 

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550円を払って、内部へ攻めに行きます。

 

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国宝や現存天守12城の良い所は、内部が博物館化していないところですよね。

 

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階段を登り、天守閣の最上階へ。

 

最上階からは、犬山市街地が見渡せました。

 

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逆側からは、木曽川を眺めることができます。犬山城からの眺めとして特徴的なのは、この木曽川の眺めですよね。

 

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名 古 屋

名古屋市科学館

 

名古屋市科学館は、「みて、ふれて、たしかめて」をテーマとした名古屋市立の総合科学博物館です。

 

天文館」、「理工館」、「生命館」に分けられており、実際に触れて体験出来る展示物があります。実験・実演ショーも1日に数回行われています。

 

犬山市から名古屋市に移動し、科学館へ行きました。

 

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特徴的なのは、謎の球体ですね。でかいですね。

 

名古屋市科学館といえば、プラネタリウムです。世界最大のプラネタリウムで、ギネスにも登録されています。

 

明石でプラネタリウムに興味をもったので、これは行くしかないと思い、行きました。

 

プラネタリウムのチケットは問題なくとれましたが、すぐに入れるというわけではなく、そこそこの空き時間ができました。

 

そこで、一人で科学館を見て回りましたが、あれはよくないですね。

 

お子様向けやファミリー向けの展示や実験を20代半ばの男が一人で見て回るのは、まじで不審者以外の何者でもないと実感しました。

 

さて、お待ちかねのプラネタリウムです。

 

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まぁ、楽しかったですが、ギネス記録のデカさをフル活用できているかというと、なんとも言えないような気がします。

 

 

名古屋市科学館を後にして、名古屋城にでも行こうかと思いましたが、犬山城を見た後で博物館化している城を見るのはどうなのかと思い、行くのは控えました。

 

まぁ、見たくなったときに行けばいいかと思っていたところ、耐震工事で現在は天守閣に入れなくなってしまいました。

 

割と後悔しています。

 

そんなわけで、名古屋一の繁華街である栄を軽く散歩しました。

 

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栄のシンボルと思われる観覧車もありました。

 

ひつまぶし

 

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愛知といえば、ひつまぶしです。

 

ひつまぶしを食べて、愛知を後にしました。

 

愛知は犬山城以外、特に見るべきものはなかったな・・・。

 

紅葉の季節なら香嵐渓があったり、夏なら手筒花火とかもあるんですけどね。

 

【2016年10月】京都・愛知Ⅰ(鞍馬・貴船)

きっかけ

 

悲しいことに。非常に悲しいことに、広島生活の期間が終了し、戻らなければならなくなりました。

 

移動のため、数日休みがあったので、旅行をしながら戻ることにしました。

 

まずは京都です。大学時代以降、年に1回程度は行っていましたが、2016年はまだ行っていませんでした。

 

京都のメイン観光地は大体行ったことがありますが、まだ鞍馬の方には行ったことがなかったし、ここらへんはまだ外国人に荒らされないだろうと思い、行くことに。

 

また、愛知県はしょっちゅう新幹線で通っていましたが、まともに観光したことが今までに一度もありません。

 

そこで、今回は京都と愛知に行くことにしました。

 

鞍  馬

 

京都市北部の地域です。京都盆地の北に続く山地の鞍馬川流域一帯の地域で、鞍馬山の中腹の鞍馬寺があります。

 

京都駅からなんやかんやで出町柳駅まで行き、そこから叡山電車鞍馬線に乗って鞍馬駅まで行けます。

 

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駅舎を出ると、天狗のお面がお出迎えしてくれました。

 

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平治の乱源義朝平氏に敗れた際、その子である源義経はまだ幼かったため、殺されたり、島流しにされることにはならず、鞍馬寺に預けられることになりました。

 

その際、天狗に剣術を教わったとされるため、鞍馬では天狗が推されています。

 

さて、少し歩いて、鞍馬寺散策を始めます。

 

鞍 馬 寺

 

700年代後半に開かれたお寺です。

 

山門から本堂まではひたすら山登りです。少しショートカットするためのロープウェイもありますが、軟弱者が使うものだと思うので、今回はスルーしました。ちなみに、鞍馬寺は日本で唯一ロープウェイを運営するお寺です。

 

山  門

 

そんなわけで、まずは山門からスタートです。

 

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参道前半

 

山門をくぐると、すぐに道は細く、いい感じの雰囲気になってきました。

 

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登っていくと、小さな滝がありました。

 

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魔王の滝です。ネットで調べてみたところ、650万年前に魔王が降臨したみたいです。一体どうして650万年前のことが分かるのかと意味不明です。

 

由岐神社

 

更に歩いていくと、由岐神社に着きました。

 

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仏教施設であるお寺の中に神道施設である神社があるというのも奇妙ですが、日本は八百万神の信仰がスタートにあるため、仏教が入ってきた後、神仏習合として同じところに宗教施設が建てられることが割とよくありました。

 

その名残は今も全国に残っています。

 

中  門

 

由岐神社を通って進むと、中門に到着です。

 

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ここはまっすぐに行かずに、中門をくぐって進みます。

 

参道後半

 

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山道の参道といえど、基本的に道が舗装されているあたり、さすが日本でも有数の有名なお寺です。

 

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ちょっと、前に映りこんでる人が邪魔かなぁと思いますが、いい感じの階段です。

 

本  堂

 

こんな感じでひたすら舗装された道を上っていくと、とうとう本堂に着きました。

 

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鞍馬寺はパワースポットとしても有名です。

 

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六芒星が埋め込まれていました。六芒星の中心に立てば、何かパワーが降りてくるかと思いましたが、特段パワーは降ってきませんでした。

 

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こういうのがあると、霊験あらたかな感じがします。眺めとしてはそこそこです。

 

奥の院

 

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本堂を抜けて進むと、奥の院の参道です。

 

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こんな山の中を無理やり切り開いたような舗装もされていない道をひたすら進んでいくと、なし崩し的に貴船神社まで着きました。

 

この山道のところどころに義経堂や魔王堂等の祠もありましたが、山道が楽しくて山道ばかり撮っていたので、祠は撮りませんでした。

 

貴船神社

 

鞍馬寺のお隣にある神社です。

 

いつ建立されたのかは分からないそうですが、少なくとも1300年以上前からあるとても古い神社のようです。

 

鞍馬寺のように広大な敷地に色々とあるわけではありません。

 

まぁ、有名なのは一つだけですよね。その実物を見たいがために行きました。誰もいない貴船神社の階段を撮れたので、大満足です。

 

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【2016年9月】岡山・広島Ⅱ(尾道)

尾道とは

 

尾道市広島県の町ですが、岡山県にほど近い海沿いの町です。

 

「坂の街」や「映画の街」とも言われるとても雰囲気のある町です。個人的には「街」というより「町」という印象を持っています。

 

しまなみ海道の広島側スタート地点でもあります。

 

向島までのフェリーは日本で一番短い航路と言われており、尾道から向島までの海峡は細いため、尾道水道と呼ばれています。

 

広島在住最後の観光としては、申し分ない絶好の場所です。

 

坂道と小道

 

尾道の坂の上には千光寺があります。

 

千光寺まではロープウェイがありますが、ロープウェイの営業時間までに行けるか分かりませんでしたし、どうせなら歩こうという気分になったため、歩くことにしました。

 

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猫がお出迎えしてくれました。

 

書き忘れていましたが、尾道は「猫の街」としても有名です。

 

さて、散歩の開始です。

 

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噂に聞いていたとおり、まじで小道です。

 

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そして、坂です。

 

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人が通るための道で、ここまで舗装された狭い道があることに驚きます。

 

でも、それが逆に良い。

 

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風情が半端ないです。

 

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結局、誰ともすれ違わずに、かなり上まで登りました。

 

そして、尾道水道を見下ろす風景にたどり着きました。

 

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いやー、眺めがいいですね。

 

千 光 寺

 

尾道の細い路地を歩いていると、色々なお寺がありますが、尾道で一番有名なお寺はおそらく千光寺でしょう。

 

平安時代に開かれ、本堂は江戸時代に建立されたとのことです。

 

色々と見て回りたかったのですが、時間が18時近くで、もうほとんど閉まっていて自由に見ることができませんでした。

 

一応、本堂と尾道水道の写真を撮れたので、満足はしましたが、多少の心残りがあります。

 

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下  山

 

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尾道はどこを見ても素晴らしい風情の景色です。

 

坂道を下っていると、THE☆尾道の風景がありました。

 

天寧寺の三重塔と尾道水道です。

 

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尾道って感じです。

 

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尾道の下山は、尾道水道に向かって歩くことになるので、とても綺麗でした。

 

尾道の町を見て回ったあとは、商店街をうろうろして、尾道ラーメンを食べて帰りました。

 

フォルダに残っていなかったので、おそらく写真を撮り忘れたのでしょう。尾道ラーメンは背脂のかかった醤油ラーメンですが、個人的には豚骨ラーメンや味噌ラーメンの方が好きだなぁと思いました。

 

【2016年9月】岡山・広島Ⅰ(備中松山城)

きっかけ

 

もう広島から去らなければならない。

 

まぁ、広島の観光地は大体行ったか・・・あれ、尾道ちゃんと行ってない・・・。しまなみ海道を通るために寄ってはいたが、いつも素通りしてた・・・。

 

行かなきゃ!!

 

あ、広島じゃないけど、備中松山城にも行ってない!

 

行かなきゃ!!

 

備中松山城

 

備中松山城とは

 

岡山県高梁市にある日本三大山城の一つです。現存天守12城の一つでもあります。要約すると、すごい城ということですね。

 

正式名称は「松山城」ですが、日本に松山城は複数あるので、区別する意味で備中松山城と呼ばれています。有名所の松山城には伊予松山城もあります。

 

雲海ができる天空の城としても有名ですが、雲海ができるのは晩秋というか初冬なので、夏場の今回は無理です。普通に日中に行きました。

 

普通なら途中まではバスで行くらしいですが、ちょうど良い時間のバスがなかったので、歩いていくことにしました。

 

備中高梁駅から備中松山城までは5km弱あります。

 

石火矢町

 

備中高梁駅から備中松山城まで歩く道すがら、備中松山城の城下町らしき武家屋敷がありました。

 

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暑かったですが、晴れてていい気分です。

 

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いざ登山

 

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この橋を渡ると、備中松山城までの登山道になります。

 

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青が眩しいです。

 

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一応、階段がある場所もあります。

 

坂道を登っていくと、高台がありました。

 

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高台を進んでいくと、高梁の町が一望できました。

 

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晴れてて見晴らしは最高でした。

 

さて、城攻めに戻ります。

 

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上に行けば行くほど、道は舗装されていきます。

 

備中松山城

 

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石垣が見えてきました!

 

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なんとも攻め甲斐のある城です。備中松山城の特徴的な狭間も面白いです。

 

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看板も「松山城」ではなく、「備中松山城」なんですね。

 

そして、とうとう天守閣に到着しました!

 

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天守閣自体は小振りですし、内部もそこまで面白いことはありませんでした。

 

天守閣からの眺めはこんな感じです。

 

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下  山

 

山を下りると、とても穏やかな風景です。

 

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小川が綺麗です。

 

稲も黄金色に輝いていました。

 

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歩いていると、前には備中松山城観光を終えた老夫婦が歩いていました。

 

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とてもほっこりしました。こんな老夫婦になりたいです。まずは結婚をする必要がありますが、結婚までの道のりが果てしなく遠いです。