【2016年10月】京都・愛知Ⅰ(鞍馬・貴船)
きっかけ
悲しいことに。非常に悲しいことに、広島生活の期間が終了し、戻らなければならなくなりました。
移動のため、数日休みがあったので、旅行をしながら戻ることにしました。
まずは京都です。大学時代以降、年に1回程度は行っていましたが、2016年はまだ行っていませんでした。
京都のメイン観光地は大体行ったことがありますが、まだ鞍馬の方には行ったことがなかったし、ここらへんはまだ外国人に荒らされないだろうと思い、行くことに。
また、愛知県はしょっちゅう新幹線で通っていましたが、まともに観光したことが今までに一度もありません。
そこで、今回は京都と愛知に行くことにしました。
鞍 馬
京都市北部の地域です。京都盆地の北に続く山地の鞍馬川流域一帯の地域で、鞍馬山の中腹の鞍馬寺があります。
京都駅からなんやかんやで出町柳駅まで行き、そこから叡山電車鞍馬線に乗って鞍馬駅まで行けます。
駅舎を出ると、天狗のお面がお出迎えしてくれました。
平治の乱で源義朝が平氏に敗れた際、その子である源義経はまだ幼かったため、殺されたり、島流しにされることにはならず、鞍馬寺に預けられることになりました。
その際、天狗に剣術を教わったとされるため、鞍馬では天狗が推されています。
さて、少し歩いて、鞍馬寺散策を始めます。
鞍 馬 寺
700年代後半に開かれたお寺です。
山門から本堂まではひたすら山登りです。少しショートカットするためのロープウェイもありますが、軟弱者が使うものだと思うので、今回はスルーしました。ちなみに、鞍馬寺は日本で唯一ロープウェイを運営するお寺です。
山 門
そんなわけで、まずは山門からスタートです。
参道前半
山門をくぐると、すぐに道は細く、いい感じの雰囲気になってきました。
登っていくと、小さな滝がありました。
魔王の滝です。ネットで調べてみたところ、650万年前に魔王が降臨したみたいです。一体どうして650万年前のことが分かるのかと意味不明です。
由岐神社
更に歩いていくと、由岐神社に着きました。
仏教施設であるお寺の中に神道施設である神社があるというのも奇妙ですが、日本は八百万神の信仰がスタートにあるため、仏教が入ってきた後、神仏習合として同じところに宗教施設が建てられることが割とよくありました。
その名残は今も全国に残っています。
中 門
由岐神社を通って進むと、中門に到着です。
ここはまっすぐに行かずに、中門をくぐって進みます。
参道後半
山道の参道といえど、基本的に道が舗装されているあたり、さすが日本でも有数の有名なお寺です。
ちょっと、前に映りこんでる人が邪魔かなぁと思いますが、いい感じの階段です。
本 堂
こんな感じでひたすら舗装された道を上っていくと、とうとう本堂に着きました。
鞍馬寺はパワースポットとしても有名です。
六芒星が埋め込まれていました。六芒星の中心に立てば、何かパワーが降りてくるかと思いましたが、特段パワーは降ってきませんでした。
こういうのがあると、霊験あらたかな感じがします。眺めとしてはそこそこです。
奥の院
本堂を抜けて進むと、奥の院の参道です。
こんな山の中を無理やり切り開いたような舗装もされていない道をひたすら進んでいくと、なし崩し的に貴船神社まで着きました。
この山道のところどころに義経堂や魔王堂等の祠もありましたが、山道が楽しくて山道ばかり撮っていたので、祠は撮りませんでした。
貴船神社
鞍馬寺のお隣にある神社です。
いつ建立されたのかは分からないそうですが、少なくとも1300年以上前からあるとても古い神社のようです。
鞍馬寺のように広大な敷地に色々とあるわけではありません。
まぁ、有名なのは一つだけですよね。その実物を見たいがために行きました。誰もいない貴船神社の階段を撮れたので、大満足です。