【2015年11月】鳥取・兵庫・京都・滋賀Ⅲ(保津川下りと嵐山)
保津川下り
今回の旅は、中国地方で唯一行っていなかった鳥取を埋めにかかり、素晴らしいと聞く城崎温泉で一泊し、秋の京都を満喫するという大移動です。
とうとう、今回のメイン・秋の京都に入っていきます。
普段は、京都駅から京都観光をスタートしますが、紅葉のシーズンということで、混んでいそうだと危惧していたので、別ルートから攻めます。
北から攻めます。
まずは城崎温泉から亀岡駅まで行き、それから保津川を下ります。
船で入るなんて、おしゃれです。
保津川下りは、山間の峡谷16kmを1時間半で下って行きます。
今回お世話になる船です。
本日もドン曇りです。そんな中、川下りのスタートです。
出発して数分もすると、見渡す限り山と川になりました。
なんと、晴れてきました。
青空の下、紅葉した山々に囲まれて川を下っていくというのは、それだけで壮大な気分になります。
船頭さんは4人いたのですが、みなさんトークが上手で、ディズニーランドのジャングルクルーズの表面的なトークより深みもあり愉快で面白かったです。
普段ならこの時期は雨が多くなく、スリルは味わえないそうなのですが、珍しく川の水量が上がったため、スリルも味わえました。
落差2mの流れがあったり、急カーブを勢いよく曲がったり、そこそこのスリルも楽しめました。
ときにはスリルも楽しみつつ、ゆらりゆらゆら進んでいきます。
川からは、嵐山と亀岡を結ぶトロッコ列車も見えました。
このトロッコ列車に乗り、亀岡まで行って保津川下りを楽しむパターンも考えていましたが、単に観光のために往復するよりも、保津川下りを交通手段にした方が旅の玄人感が出せるのではないかと思い、今回のルートをとりました。
そこから更に進むと、川の上の商店に出くわしました。出くわしたというか、完全に観光客を対象に待っていたんでしょうけど。
こういうのって、喜んで買うタイプが大半ですが、絶対に買わない斜に構えたタイプもいますよね。我々は後者です。
さてさて、ちょっと嵐山の空気感も徐々に感じられてきました。
そして、亀岡を出発して壮大な景色を楽しむこと、1時間半。とうとう嵐山に着いてしまいます。
お世話になりましたー。
嵐 山
4か月ぶりだね、嵐山!!
嵐山に来たということで、いつも行っているあのお寺に行きます。
天 龍 寺
庭園の紅葉は見頃とのことです。
庭園に向かう道の木々も紅葉しています。
否が応にも、期待が膨らみます。
天龍寺は素晴らしい庭園を有するお寺です。夏に行っても感動しますが、春は桜が咲き乱れており、綺麗過ぎて泣きそうになりました。「よし、仏門に入ってここに住もう!」とすら思いました。
そして、秋は秋でやはり素晴らしく、あの庭園は秋にも本領を発揮していました。
紅葉した木々や葉がいいアクセントになって、庭園を華やかにします。
「よし、仏門に入ってここに住もう!」と思いました。
更に奥に入っていきます。
小高い丘からの眺めの良かったです。
ほんと、ここに来るたびに出家を考えます。
嵯峨の竹林
相変わらず、人が多かったですが、趣がビンビンしますよね。
清 涼 寺
もうここら辺までくると、嵐山ではなく、嵯峨野ではないかとも思いますが、境界は微妙なので、今回は嵐山ということで。
今回も今回で、嵐山は素敵でした。