【2016年8月】島根Ⅱ(仁万・温泉津)
仁万サンドミュージアム
仁万サンドミュージアムは、砂の博物館です。世界一大きな砂時計があり、一年間を計ることができます。
少女漫画「砂時計」がとても好きなのですが、この「砂時計」は仁万サンドミュージアムの砂時計です。なんなら、高校時代にやっていたドラマも全て見て、映画も見に行ったくらいです。
ドラマの主人公役をやっていた小林涼子さんがべらぼうに可愛かったです。映画の主人公役をやっていた夏帆さんもめちゃくちゃ可愛かったです。
いつか、一年計砂時計を見て、砂時計も購入しなければと思っていたので、これを機に行くことにしました。
石見川本から2時間半くらいかけて、まずは仁万駅に行きました。
仁万駅からはド田舎の道を10分程度歩くと、仁万サンドミュージアムに着きます。
ド田舎にあるのに、やたら近代的な外観です。
砂の博物館なので、色々な展示がありましたが、基本的に博物館の展示を撮影するのに抵抗があるので、内部の写真はあまり撮っていません。
ただ、一年計砂時計だけはしっかりと写真におさめました。
大きかったです。「砂時計」を読んでいたため、思った以上に感動しました。
造るのはそこまで大変そうには思わなかったのですが、学術的にかなり難しかったそうで、コンピューター制御されています。世界一の大きさということでギネスにも認定されています。
毎年12月31日に時の祭典が開催され、翌年の年男年女108名が綱を引いて一年計を回転させるそうです。
35歳の大晦日に行ってみようかな。
ひとしきり展示を見て回ったあとは、屋上に行き、ピラミッドを模した外観も見に行きました。
良く晴れていて素晴らしいです。
売店で3分計砂時計を購入し、仁万サンドミュージアムを後にしました。
大満足です。
琴 ヶ 浜
仁万サンドミュージアムからほど近い場所に琴ヶ浜という砂浜があります。
琴ヶ浜は、日本有数の鳴り砂海岸です。鳴り砂とは、丸みを帯びた石英が65%以上含まれており、外部より急激な力を加えると音を発する砂のことです。鳴り砂海岸とは、簡単に言えば、歩くとキュッとなる砂浜です。
ほど近いのであれば、行ってみようと思いました。
ザ・田舎道を歩いてきます。車道だけはとても広く、車は時折走っていましたが、人は歩いていません。しかし、歩いていると中々に面白いものも見つけられます。
誰がお参りするんだろう・・・・・・。
琴ヶ浜はほど近いはずなのに、20分経っても着きません。しかし、頑張って歩いていると、海が見えてきました。
海が見えたぞー!!!
日本海だー!!!
そして、
着いたー!!!!!
歩くと、キュッキュッと音が鳴ります。楽しくて、楽しくなりました。
後ろを振り向くと、足跡だけが続いていました。
琴ヶ浜は、仁万サンドミュージアムからほど近いと言いながら、全然近くありませんでした。
その何よりの証拠は、琴ヶ浜が馬路駅からすぐの場所にあったことです。田舎の一駅は歩くような距離ではありません。
今回の旅で一番お気に入りの写真を貼ります。
温泉津温泉
温泉津温泉は「ゆのつおんせん」と読みます。島根県大田市にある温泉街です。「石見銀山遺跡とその文化的景観」の一部として一緒にしれっと世界遺産に登録されました。
温泉津温泉には、「元湯泉薬湯」と「薬師湯」という二つの共同浴場があります。特に、薬師湯は日本温泉協会の審査の結果、全項目「オール5」の最高評価の天然温泉として認定された凄い温泉です。
これは行くしかありません。
馬路駅から温泉津駅までは2駅で行けるので、さくっと行けます。
駅から少し歩くと、すぐにお出迎えの看板がありました。
ここから温泉街まですぐかと思いきや、結局かなり歩きました。その途中で、港っぽいところにも出ました。
この港が石見銀山の輸出港になっていたため、温泉津温泉も世界遺産になりました。
しばらく歩くと、やっと温泉街に着きました。
鄙びて静かな温泉街です。さすがにこのレベルの観光地には外国人はいませんでした。ていうか、今回の旅はとてもマイナー所をまわっているので、外国人は見当たりませんでした。
お目当ての薬師湯に着きました!
内部については、さすがに写真を撮れませんでしたが、とても特徴的で面白い
浴槽なので、引用します。
(https://www.yunotsu.com/appeal/index.html)
源泉かけ流しで、湯の花が付着したし、浴槽と床が一体になっています。
とてもいい湯でした。
温泉からあがると、二階でまったりしました。二階からは温泉街が見下ろせます。
折角温泉に浸かったのに、真夏の夕暮れの中、結構な距離を歩いて温泉津駅に戻りました。
翌日のことを考えて、荘原という宍道湖に近い駅に宿をとったのですが、温泉津から荘原まではかなりえぐい距離でした。