都道府県制覇と国内旅行絶景記

2013年に、47都道府県制覇したいなぁ~と思い、2015年頃から少しやる気を出し、国内の絶景を集めつつ、2018年に達成した者の国内旅行ブログです。

【2016年9月】福岡・熊本・鹿児島・宮崎・大分Ⅳ(鹿児島市街地・霧島)

鹿児島市街地

 

錦 江 湾

 

指宿温泉から鹿児島市街地までは錦江湾に沿って、車で1時間ちょっとです。

 

ひたすら錦江湾に沿って進むので、景色は素晴らしいです。

 

指宿までは開聞岳が聳えていましたが、鹿児島市街地が近づくにつれて、桜島がクローズアップされてきました。

 

特に宿をとっているわけでもなく、目的となる施設もなかったので、コインパーキングに車を停めて、散策をしました。

 

まずは、桜島をちゃんと拝むために、港の方へ行きました。

 

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うーん、晴れてはいますが、こちらも笠雲がかかっています。

 

西郷隆盛

 

続いて、西郷さんに会いに行きました。

 

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西郷さん、ウィっす。

 

この像は西郷さんの没後50周年を記念して作成されたものです。西郷さんの孫の中で最も西郷さんに似ている方をモデルにして造られたそうです。モデルとなった孫に大層似た出来栄えになっているそうです。

 

それはもはや、西郷さんの孫の銅像なんじゃないかと思う今日この頃。

 

鹿児島県において、西郷さんの人気は相当なものらしいです。対して、大久保利通は全然人気がないらしいです。山口県民と福島県民が仲が悪いとか、幕末の頃の関係が未だに尾を引いているというのは、東京育ちの人間としてはいまいち分からないところです。

 

鶴 丸 城

 

西郷像から少し歩くと、鶴丸城跡があります。

 

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江戸時代の薩摩藩の中心と言ってもいいでしょう。ただ、明治の初め頃に天守閣が焼失し、それ以降は再建されずにいます。

 

中に歩いていくと、天璋院篤姫像がありました。

 

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13代将軍徳川家定正室です。元々は薩摩藩の中でも結構良いお家柄の娘です。それが、薩摩藩主の養女となり、そこから五摂家近衛家の養女となった後で、将軍の正室になります。

 

その背景には地方大名(というか一橋派)と井伊直弼(というか南紀派)との間での将軍跡目争いがあったりします。

 

2008年に大河ドラマの主人公になるまではかなりマイナーな存在でしたが、「篤姫」は個人的に好きな大河ドラマぶっちぎりNo.1だったりします。

 

主人公を演じたのは宮﨑あおいさんですが、当時の彼女は人類史上最も可愛いと思います。それはさることながら、物語としてもとても面白いです。2000年以降の大河ドラマの中では視聴率が頭一つ抜けています。

 

もはや、小松帯刀瑛太徳川家定堺雅人島津斉彬高橋英樹、幾島は松坂慶子にしか思えませんので、他の人がやると違和感しか感じません。

 

鶴丸城の本丸には歴史資料センターがあるだけの広場になっていて、あまり面白くありませんでした。

 

城山展望台

 

コインパーキングに戻り、城山展望台まで車を走らせます。

 

展望台という名前からも分かる通り、山です。西南戦争において西郷軍が最後に立てこもった場所であり、西郷さんの最期の地でもあります。

 

鹿児島市街地内にある山なので、桜島鹿児島市街地を一望できます。

 

細くてうねる道を注意しながらのぼっていきました。

 

標高が100m程度なので、遠くを見通すという感じではありませんが、すぐ近くに錦江湾という海があるので、見晴らしはいい感じがします。

 

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そして、桜島です。

 

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結局、最後まで雲はどいてくれませんでした。

 

しかし、鹿児島市民がどうしてあれだけ桜島に愛着を持つのかはなんとなく分かりました。

 

鹿児島市街地にいると、どこにいても桜島が聳えています。連山になっているわけでなく、独りで力強く海上に立っている姿には惹きつけられるものがありました。

 

霧 島 温 泉

 

3日目の旅程もとうとう終わりに近づきました。

 

鹿児島市街地を出たあとは、更に車で1時間ちょっと走って霧島温泉に行きました。

 

霧島市に入ったころには陽も完全に沈み、暗くなっていました。そして、霧が立ち込めて霧島の名に恥じない雰囲気でした。

 

3日目は400kmくらいの長距離の運転でしたが、なんとか事故もなく無事に到着できました。

 

ただ一つ不安だったのは、宿の周りにご飯を食べられそうなところが全くなかったことです。宿の人に聞いても、思いつかないとのこと。

 

素泊まりの予約をしていたので、絶望でしたが、なん急遽夕食のプランに変更してくれるとのことでした。

 

鹿児島ご当地の黒豚のしゃぶしゃぶをいただき、これまたご当地の黒霧島赤霧島を飲みました。

 

ご飯を食べ終わり、長旅の疲れを癒すために温泉に入りました。

 

良い温泉というのは、温泉に入っているときに温泉に入っているという実感がするくらいの濃度があり、温泉からあがって部屋でまったりしている内に脱力感が半端なくなるような温泉だと思うのですが、霧島温泉は完全にこの条件を満たしていました。

 

また、天然泥湯もあり、泥のパックなどをして遊びました。面白かったです。

 

大露天風呂も素晴らしいクオリティでしたが、貸切露天風呂もこじんまりしながらも雰囲気が良かったです。

 

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貸切露天風呂には当然人がいないので、写真も撮っちゃいました。

 

霧島温泉、すごく良いところでした。

 

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霧 島 神 宮

 

宿からほど近いところに、霧島神宮があったので、4日目は霧島神宮からスタートです。

 

霧島神宮は、南九州最大の神宮です。

 

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階段を登ると、参道が伸びていました。

 

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鳥居を抜けると、すぐに本堂があります。

 

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周辺を見て回っていると、なんか研修みたいなことをやっていました。

 

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なんか、見てはいけないものを見てしまった背徳感があります。

 

ひとしきり見て回り、霧島神宮をあとにしました。

 

やはり、鳥居を抜けたあたりからの本堂の眺めが素晴らしかったです。

 

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