都道府県制覇と国内旅行絶景記

2013年に、47都道府県制覇したいなぁ~と思い、2015年頃から少しやる気を出し、国内の絶景を集めつつ、2018年に達成した者の国内旅行ブログです。

【2015年11月】鳥取・兵庫・京都・滋賀Ⅳ(南禅寺と永観堂)

南 禅 寺

いざ南禅寺

 

ひとしきり嵐山を堪能した後、H氏が「明日仕事だから」と言って、明石に帰りました。

 

明石に住んでいると、鳥取や京都は近場の旅行になるのでしょう。

 

H氏と別れ、N氏とホテルへ向かいました。一旦チェックインし、荷物を整理してから、南禅寺へ向かいます。

 

南禅寺まではバスで行くか電車で行くか非常に悩み所でした。

 

普通なら京都観光はバスでの移動がセオリーです。しかし、紅葉のこの時期にバス移動をすれば圧死するのではないかと慄きました。

 

ただ、京都駅経由のバスではないので、そこまで混むことはないだろうと思い、バスで行くことにしました。

 

結局、バスは混み合っていたのですが、河原町で大半が下りたため、まったり座って行くことができました。素晴らしい先見です。


バスから降りて、しばらく歩くと、南禅寺に着きました。

 

南禅寺とは

 

南禅寺 は、臨済宗南禅寺派大本山のお寺です。早い話、臨済宗南禅寺派のトップです。まぁ、南禅寺派のトップが南禅寺ではなかったら、由々しき事態ですが。

 

以前、天龍寺を説明した際、京都五山のトップという話をしましたが、元々は南禅寺がトップでした。

 

しかし、室町幕府第三代将軍・足利義満さんが相国寺を建立した際、これを京都五山に組み込みました。京都五山なのに、六つのお寺ということでは、矛盾が生じます。

 

そこで、南禅寺京都五山とは別格という扱いにしました。

 

つまり、南禅寺は、京都でトップのお寺ということですね。

 

赤い南禅寺


南禅寺は、景色だけでなく、なんとなく空気までもが赤かったです。

 

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まさに紅葉!!という感じでした。

 

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あの空気まで赤く感じた雰囲気を写真に反映できないあたり技術の未熟さに悔しく思いますが、夕焼けが南禅寺の赤さを増幅させていました。


赤です。まさに赤です。

 

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地上からでもテンションが上がるのに、上からの眺めは言うまでもなく素晴らしかったです。写真が残っていないのですが、感動して写真を撮り忘れたのかもしれません。


石川五右衛門も「絶景かな、絶景かな」と歌うわけです。


値千金とはちぃせぇちぃせぇ。


まぁ、あれは春の宵なので、秋の夕時とは違いますけどね。

 

永 観 堂


続いて、お隣の永観堂に行きました。


永観堂は正式名称を禅林寺といいますが、一般的には永観堂と呼ばれています。「秋はもみじの永観堂」と言われるほど、昔から紅葉で有名なお寺です。ライトアップされる寺の中でも有数の綺麗さを誇ると言われています。


そうは言っても、大衆的には清水寺の方が有名でしょう。多くの人は清水寺に行くと予想して、永観堂を攻めることにしました。

 

なのに、なんだ、あの行列は。


夜間拝観の始まる30分前に並んだのに、すでに長蛇の列です。

 

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入口から駐車場の方まで伸びていました。


最後尾に並んだところ、それからも続々と観光客が並び、とんでもない人出になっていました。


ドン引きです。永観堂を舐めていました。

 

寒い中、開場まで待機します。徐々に日も暮れてきて、空も綺麗でした。

 

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外の木々もライトアップされていました。

 

友達はお腹がすいたと言って、南禅寺まで続く道の途中にある売店にたこ焼きを買いに行ったりしていました。


その売り子が可愛いかったらしく、「ごみ捨ててくるわ」と言ったり、「飲み物買ってくる」と言ったり、なにかと都合をつけて、売店に行っていました。それでも売り子に声を掛けないあたり、さすが我が友達だなぁと思います。

 

たこ焼きを食べたり、ライトアップされた木々を眺めているうちに、列はようやく動き出し、動き出してから10分程度で入口に辿り着きました。

 

入口に行くまでの木々も当然ライトアップされており、とても綺麗でした。

 

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木々を楽しみながら、入口に着きました。

 

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永観堂の中は光っていました。赤と黄金色に光っていました。

 

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光の当て方や光量を計算してライトアップをしているらしいです。


さすが、紅葉の永観堂といわれるだけあります。


光る紅葉のトンネルも良かったです。

 

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見どころと言われる、紅葉に覆われた池に浮かぶ橋も素晴らしかったです。

 

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下って行くと、水面に映る紅葉も幻想的でした。

 

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さすが、もみじの永観堂です。期待を裏切りません。


何枚も写真を撮影して満足すると、電車でホテルに戻りました。


だらだらとお酒を飲みながら、ぐだぐだと喋って夜は更けました。