【2015年9月】山陰Ⅳ(石見銀山)
石見銀山へ
言葉で書くと1行で済みますが、山陽本線24駅分です。
ひたすら日本海沿岸を走るので、眺めが素晴らしいです。しかも、3日目は晴れていたので、もう本当に素晴らしい眺めでした。久々の晴れです。
写真は、あまり晴れ切れていませんね。
そんな眺めの中、大富豪をしました。移動中やホテルでは大体大富豪をしていました。どんだけ大富豪が好きなのでしょうか。
石見銀山
大田市駅からは、バスで石見銀山に行きました。大森代官所跡バス停で降りると、すぐ近くにレンタサイクルがあります。
津和野に引き続き、ここでも貸自転車屋で自転車を借りました。店主のおじいさんはとてもおしゃべりで、江戸時代からの石見銀山の歴史を詳しく教えてくれました。フンフン聞いていましたが、他の人は退屈そうでしたので、切り上げようとしたのですが、中々離してくれず、ちょっと飽きました。
五百羅漢
代官所ゾーンは無視し、とりあえず銀山の方まで行きました。道はひたすらのぼり坂です。
途中の武家・町屋ゾーンにある五百羅漢に寄ってみました。
五百羅漢は、石見銀山で亡くなった人々の霊と先祖の霊を供養するために建てられたお寺の石窟です。ここには、501体の羅漢像が安置されています。
だからこそ、五百羅漢と言われています。
銀山ゾーン
武家・町屋ゾーンを抜けると、銀山ゾーンに突入です。
代官所ゾーンや武家・町屋ゾーンは民家があったり、町並み保存地区の様相を呈していますが、銀山ゾーンは完全に山です。
昔の人はこの山の中をひたすら掘って、銀を採掘していたんだなぁと思うと、少し感慨深く感じます。
こんなところで、世界最大の銀の採掘量を誇ったんですね。
だからこその、世界遺産です。
世界遺産の割には凄まじく地味ですが・・・・・・。
龍源寺間歩
ちょっと大変でしたが、なんとかのぼりきり、龍源寺間歩までたどり着きました。
龍源寺間歩は、1715年に開発された坑道で、長さは600mもあります。石見銀山の中で数少ない、入って観光できる坑道です。
観光用に整備されているのはライトくらいで、あとは当時のままのようでした。上からは水がしたたり落ちてくるし、探検してる感が強くて、楽しかったです。
ちなみに、「間歩」とは銀を採掘した坑道のことをいいます。
600m先の出口です。非常に楽しいアドベンチャーでした。
佐毘売山神社
自転車は、龍源寺間歩の入口にあります。しかし、龍源寺間歩を通って、600m先まで出てしまったため、山林をぐるっと回って、入口に戻る必要があります。
この山林を抜けると、神社に着きます。
ここから階段を降りていくと、
佐毘売山神社の入口に到着です。裏手からまわった感じですね。ここから龍源寺間歩に戻り、自転車で坂道をひたすら下っていきました。気持ち良かったです。
大森地区
坂を下りきると、レトロな大森の街並みがあります。ここも趣きがあって、中々良いです。
大森地区を、自転車を漕がずに、ダラダラと歩いていると、観世音寺に着きました。
この階段を登りきると、大森地区を眺めることができます。