【2016年8月】島根Ⅰ(三江線)
きっかけ
赤字路線ですが、人気な人には人気というマイナー駅です。廃止すると言われるからには乗っておくかという気分になりました。
そろそろ広島住みも終わりそうですし、ここいらで島根で行っておきたいところにも行っておかねばと思っていたので、これを機に行くことにしました。
三江線とは
広島の三次駅から島根の江津駅までの約108kmを結ぶ路線です。両駅の頭文字をとって、三江線と名付けられていました。
中国地方は東西の公共交通機関が強いですが、中国地方の真ん中には中国山地が東西に延びているため、南北の公共交通機関がかなり弱いです。山間部ですし、交通経路も発達していないため、あまり発展しておらず、それが交通経路の弱さに拍車をかけることになっています。
そのせいもあり、三江線はJR西日本きっての赤字路線になりました。なにせ、1日の乗降客数は100人に満たないですからね。
そんなマイナー路線のため、一部の方には人気を博していました。しかし、赤字を填補するには及ばず、2018年4月1日をもって廃線となりました。
現在は、代替バスが走っています。
2016年には廃線が決定していたため、2017年の平均乗降客数だけは163人と倍増しています。一部の方が一気に来たんでしょうね。
三江線の旅
まずは、広島駅から芸備線でサクッと三次駅まで行きました。
ここも今は西日本豪雨災害の影響で一部運行を停止しており、代替バスが走っています。早く復興することを願っています。
三次駅から
そんなこんなで三次駅へ。
三次駅で三江線に乗り換えます。
三江線は江の川という川に沿って敷かれており、電車はゆるゆるとゆっくり進んでいきます。
大きな川ですね。
宇都井駅
ホームと待合室は地上20mの高さにあります。地上からの高さは日本一でした。にもかかわらず、エレベーターやエスカレーター等は置かれておらず、ホームに上がるには116段の階段を上らなければなりません。
そういうわけで、「天空の駅」とも呼ばれています。
停止するや否や、乗客がみんな降りていきました。全員降りたので、びっくりしました。車内にい続けてはダメなのかと思い、降りてみました。
なんか皆、下に降りていきましたが、さすがに100段以上も昇り降りするのは面倒なので、車内に戻りました。
車窓の眺めの方が素晴らしかったです。
天空の駅感はそれなりにありました。
石見川本駅まで
基本的に山と川と、たまに舗装された車道があるだけです。
でも、それがいい!!
すばらしき、のどか!
そして、三次駅から2時間半弱で石見川本駅に着きました。
残念ながら、駅舎もホームも撮り忘れました。無能すぎる・・・・・・。
石見川本
乗り換えまでかなりの時間があったので、散策しました。
線路をくぐって階段を上れば、なんだか良さげなところに出られそうです。
線路と川に挟まれた土手でした。
振り返ると、石見川本駅に乗ってきた電車が停まっています。
穏やかであるなぁ!!!
更に歩を進めると、弓ヶ峯八幡宮なる神社に遭遇しました。
階段を上っていくと、川の見晴らしがとても良かったです。
石見川本、とても穏やかで良い所でした。
タイトルが「三江線」なので、江津駅まで撮れればよかったのですが、乗り換えやらなんやらで撮れませんでした。無能・・・・・・。