【2016年3月】愛媛Ⅲ(佐田岬半島)
佐田岬半島へ
初日、2日目は雨でしたが、3日目は晴れました!!
前日の旅程は雨でもいい感じでしたが、本日の旅程は晴れなければダメです。そこで、2日目と3日目はどちらが雨でもいいように旅程を組みました。
自分の柔軟性ある計画にうっとりします。
うきうきしながら、佐田岬半島へ向かいます。佐田岬半島は八幡浜のお隣にある伊方町にあるので、前日は八幡浜に宿をとったわけです。
ちなみに、佐田岬は「さだみさき」と読みます。「さたみさき」だと、佐多岬となり、九州最南端の岬になってしまうので、注意が必要です。
佐田岬は、日本一長細い岬と言われています。50kmにわたり、ウニュンとつきでています。その先は、四国最西端になります。
青空の下、快調に車を飛ばしました。
ビュンビュン行くぜ!という気分です。
ただ、交通違反すると、怒られてしまいます。
しかし、車の流れを切るのもしのびない。難しい問題ですね。
まぁ、難しい問題は置いておいて、半島をビュンビュン走りました。
グニュグニュ曲がるので、右に海が見えたと思ったら、左に海がある。
楽しすぎるぜ!!
車を運転しているので、写真に残せないのが心残りです。
八幡浜から40kmくらいそんな調子で走っていたのですが、気が付くと一車線に・・・。なんかどんどん細くなっていきます。
あれ・・・、あれ・・・。
道が細くなるにつれ、心細くなってきます。
普通に車道が舗装されている山道でビクビクしていたのですが、もっともっと細くなっていきます。
待って、まだペーパーを卒業したレベルでこの難所は辛い・・・。
怖い怖い怖い。
ビクビクしながら10kmくらい運転すると、なんとか駐車場に辿り着きました。
精神的に疲れました。
佐田岬
なんとか佐田岬に辿り着いたとホッとしたのも束の間、看板に目をやると、
往復3.6km・・・。
車では行けないほどの細い道を歩いていきます。
少し歩くと、見晴らしの良い場所に出ました。
虫の多いほっそい道に歩を進めていきます。
グニグニした道を行くと、小さくて綺麗な砂浜があります。
誰もいない砂浜を乙だなと思いながら、素通りしました。
ここを抜けると、更に細くて鬱蒼とした道を通ることになります。
しばらく歩くと、こじんまりした灯台に着きました。
てか、こじんまりしすぎています。しかも、角島の灯台や日御碕灯台のようには登れないし。
なんだよーと思いながら、四国最西端の石碑を写真に撮りました。
ここから大分までは、10kmちょっとらしいです。春霞の中、微かに見えました。
未踏の九州に思いを馳せます。
やはり、晴れた岬の先端というのは、眺めが良いものです。
灯台に登れないまでも、それなりに満足し、駐車場に戻ります。また、1.8kmを歩くわけです。
誰もいなかった砂浜には、カップルがいました。先ほど以上の勢いで素通りします。
車に戻り、先ほどの細い道にビクビクしながら運転を再開します。怖いなーと思いながら、徐行気味に運転します。
しかし、多少は慣れたのか、来たときよりは早く抜け出して、普通の道に戻りました。
ビュンビュン行くぜ!!
せと風の丘パーク
続いて行ったのは、せと風の丘パークです。
佐田岬半島の中ほどは日本でも有数に風が強いらしいです。そこで、この風を利用するため、風力発電の風車が沢山建てられています。この風車を観光地として整備したのが「せと風の丘パーク」です。
ナビがポンコツすぎて、「せと風の丘パーク」まで行くのに、迂回した末に獣道を走らされました。
くそぅと思いながら、なんとか着くと、まずはズドーンと風車が1基聳えていました。
風車の真下に行くと、ビュオンビュオンと音がします。
更に先に進むと、そこには絶景が広がりました。
ズッドーンと岬が伸びており、瀬戸内海に向かってデッカイ風力発電の風車が連なっています。
すげぇなと思いながら、写真をひとしきり撮って、お昼ご飯を食べに行きます。
お昼ご飯は、シラス丼を食べました。とってもおいしかったです。
佐田岬半島に行くなら、わざわざ灯台まで行く必要はないのかなと思います。せと風の丘パークまで行き、ごはんを食べて、帰るだけで十分楽しめます。
ていうか、佐田岬半島は、車でドライブするというより、ツーリングに最適な場所だと思いました。まぁ、ツーリングしたことないんですけどね。