【2015年7月】和歌山~京都Ⅳ(祇園祭)
祇 園 祭
祇園祭は、京都の夏の風物詩で、7月1日から1か月間ぶっ通しで行われます。
基本的には八坂神社の祭礼であり、疫神や怨霊を慰めるために、平安時代から行われていたそうです。
まぁ、今では、山鉾巡業をする前日に露店が軒を連ね、翌日に山鉾巡業が行われるという感じです。
個人的には、日本一有名なお祭りなのではないかと思っています。
1966年から2013年までは、7月17日に一気に山鉾巡業が行われていましたが、2014年に後祭が復活し、山鉾の一部は7月24日に巡業が行われるようになりました。
一般の感覚だと、祇園祭は7月14日から16日の宵山と17日の山鉾巡業で完結するものでしょう。
特に、後祭が一般化していない2015年なら、なおのこと。
なので、人混み嫌いとしては、後祭に狙いを定めました。
後祭宵山
後祭の宵山は、出店があまりないため、そういうお祭り気分を味わいたい場合、後祭はあまりお勧めできません。
まぁ、後祭の宵山でも、山鉾は各所に鎮座しているため、山鉾をゆっくり見て回りたいという人にはむしろ後祭の方がお勧めです。
納涼床を後にした我々は、山鉾を見てまわりました。
鯉 山
黒 主 山
役行者山
鈴 鹿 山
浄 妙 山
橋辯慶山
北観音山
八 幡 山
南観音山
大 船 鉾
この大船鉾は一時期、焼失しており、祇園祭の山鉾巡業に出ることはありませんでしたが、2014年に再建されました。
この大船鉾の復活が後祭復活の理由ともいわれています。
その名のとおり、船の形をしています。
山鉾巡業
この大通りを山鉾が巡業していきます。
さぁ、山鉾巡業が始まりました。
橋辯慶山
義経と弁慶が初めて出会った五条大橋での決闘を描いた山鉾になっています。
北観音山
役行者山
八 幡 山
鈴 鹿 山
橋辯慶山や役行者山のときから気づいていましたが、人形の山鉾というのは、どうも、なんか、間が抜けている感じがしてならないです。
南観音山
南観音山は北観音山と兄弟分というか、非常に似ていますね。
山鉾として中々見ごたえがあります。
鯉 山
鯉が祀られています。
かわいらしい感じがします。
黒 主 山
我々が陣取った場所が悪かったのか、上手く見えなかったです。
浄 妙 山
やっぱ、人形は間が抜けている感じがします。
そして、やはり位置取りの悪さを実感します。
大 船 鉾
さすがに、目玉の山鉾というだけあって、一番迫力があります。
子供たちが船にいっぱい乗っていました。
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