【2015年7月】和歌山~京都Ⅲ(和歌山大脱出・納涼床)
和歌山大脱出
当初は、特急で新大阪まで行って、そこから新幹線に乗って京都に行く予定でしたが、やはり上手くはいきません。
台風11号で土砂崩れが発生したため、御坊―簑島間で電車の運行が停止しており、そのため特急も動かせないとのこと。
なんということでしょう。
京都で友人と落ち合う約束があったので、可及的速やかに新大阪で新幹線に乗る必要がありました。
とりあえず、御坊まで鈍行で行くことにしました。
御坊に着くと、御坊から簑島までは代行バスが走っていることが判明しました。しかし、こいつがまた異様に遅い。
御坊―簑島間は電車なら30分なのに、1時間30分もかかってしまいました。
ただ、発見もありました。
みかん畑が多い!!
窓から外を見ていて思ったのですが、必ず視界にミカン畑があります。
山があれば、みかんを栽培していますし、山がなくても、みかんを栽培しています。
さすが、愛媛県を抜いて収穫量1位を獲得しただけあります。
そんな感じで、簑島駅まで着いたのですが、やはり特急には乗れず、鈍行で和歌山駅まで。
特急で軽やかに新大阪まで行けるはずが、鈍行は何度も乗換えで長い時間駅で待機させられるし、挙句の果てにバスを使うとか。全然、新大阪まで着きません。
雨のせいでイレギュラーな旅行でしたが、イレギュラーならイレギュラーなりに楽しみを見つけて旅行をしていたわけです。
しかし、ここに来て約束を破るという人に迷惑をかける事態にまで発展してしまいました。
これにはさすがに困りました。
まぁ、事情を話して、理解を得たので問題なかったので、良かったです。
和歌山駅は、もう雨がほとんど降っていませんでした。
なので、和歌山駅から新大阪までは、特急を使えました。
もっとも、特急に乗るには、1時間弱待機する必要がありました。
ちなみに、特急に乗らず、すぐにやってくる鈍行に乗っても、新大阪に着く時刻は特急に乗った場合と変わりません。
着く時間が同じなら、鈍行に乗った方が余分な出費を抑えられるので、経済的です。
しかし、考えて下さい。
勝浦から白浜まで特急を使えず、白浜からも特急を使えず、簑島に来ても使えない。
何度も乗ろうとしては失敗しているわけです。
こうなってくると、ただの交通手段に過ぎないはずの特急に乗ってみたくなります。
ダメだダメだといわれると、やってみたくなる心理です。
もはや、特急に乗りたくてしかたなかったので、1時間弱待って特急に乗ることにしました。
特急に乗った時の、やっと君に出会えたね感はすごかったです。
そうして、やっと新大阪に着いて、新幹線に乗りました。
当初の予定よりも3時間無駄に時間がかかりました。
台風11号を、僕は許さない。
納涼床
人生の目標の一つに、鴨川の納涼床で食事をするというものがありました。
大学院を卒業し、厄介事を終わらせた身としては、この夏は絶好の機会でした。
もっとも、一人で食べるのはとても味気ない。
というわけで、友人を誘い、納涼床を楽しむことにしました。
このときにはもう晴れており、とてもいい気分でした。
対岸から見る納涼床に否が応でもテンションは上がります。
先斗町は、THE☆京都という風情があって、本当に良い場所です。
少し入ったところの和食のお店で、納涼床を楽しみました。
料理も非常に美味しかったです。ただ、まだ若輩の身であったので、こういう少しお高い場所で暴飲暴食するのは難しかったです。
予算をある程度決めて、その予算に達したら、お店を出ました。
今なら、ある程度好きに食べることくらいはできるはずなので、近々行きたいなぁとも思います。
このときは、まだカメラで撮ることに慣れていなかったため、先斗町の写真も食事の写真もないので、次回はちゃん撮れればいいなぁとも思います。