【2013年3月】伊勢神宮~京都Ⅱ(外宮)
伊勢市駅まで
立川駅前からバスに揺られること数時間、夜は明け、やっと伊勢市駅に到着しました。
生まれて初めて乗った夜行バスの人は、日曜日から月曜日にかけての夜行バスというだけあって、人はまばらで、事実上、4列シートのうち、2つの席を利用できましたが、それでも、全身はバキバキになりました。
三重県に入り、しばらくすると、ものすごい勢いで便意が攻撃をしてきましたが、バスにはトイレがありませんでした。
深夜バスで旅行をする際には、必ずトイレ付のバスにしようと固く心に誓いました。
便意に敗北する前に、どうにかこうにか伊勢市駅に着き、近くのコンビニに入ってトイレを借り、大勝利を納めました。
コンビニで朝ご飯を購入し、初めての一人旅が始まりました。
外宮
伊勢神宮には、外宮と内宮がありますが、外宮からまわるのが一般的とされています。
そこで、外宮からまわることにしました。というか、伊勢市駅からは徒歩で外宮に行けますが、内宮まで歩いていくのは大変です。
5分くらい歩くと、外宮に着きました。
手水舎・火除橋
伊勢神宮の敷地に入ってすぐ、手水舎と火除橋があります。
ここが外宮の実質的な入口です。
手水舎で身を清めてから火除橋を渡り、外宮に入りました。
正 宮
火除橋を渡り、参道を歩くと、鳥居が見えてきました。
鳥居をくぐると、更に参道を伸びています。
右手に、神楽殿というお守りを売ったり、御朱印帳を書いてくれるような場所があります。あまり興味はないので、通り過ぎました。
更にちょっと歩くと、とうとう正宮にに到着です!
外宮のTHE☆MAINです!!
式年遷宮の年といえど、3月なので、まだ遷宮はされていません。
20年分の年季が入っています。
鳥居の先の白い布の先にお社がありますが、一般人は白い布より先には入れません。悲しいですね。
なので、白い布の真ん前でお参りしました。
別 宮
外宮の中には、風宮、土宮、多賀宮という別宮もあります。
そこで、正宮を後にすると、細い道に入り、別宮もお参りすることにしました。
風 宮
級長津彦命(しなつひめのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)という5秒後には忘れてしまいそうな名前の神様を祀ったお宮です。
風宮という名前のとおり、風とか雨を司る神様です。農作物に超影響を与えるので、こんなひっそりした感じで祀られていますが丁重に祀られているそうです。まぁ、外宮にちゃんと祀られている時点ですごーい神様なんでしょう。
ここも式年遷宮でお引越しすることになりますが、やはり年季が入っています。
土 宮
大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)という、そもそも読み方を書いても読みにくい名前の神様を祀ったお宮です。
お宮の後ろに綺麗なお宮が見えます。式年遷宮の気配が感じられますね。
多 賀 宮
風宮や土宮のある場所から更に階段を登ると、多賀宮があります。
多賀宮は豊受大御神荒御魂(とようけのおおみかみのあらみたま)が祀られています。正宮で祀られている豊受大御神が荒ぶったのかな?と思いましたが、ちょっと違うようです。いまいち分かりません。
一番上にあることからも分かるとおり、別宮の中では一番偉いらしいです。
外宮にある別宮を一通りお参りすると、内宮に行くために、階段を下りたところ、なんかすごく多くの人達が参道の脇で並んでいました……。